自由設計の注文住宅を建てるなら、少しでもおしゃれな家を目指したいもの。
しかし
- 「どうやったらおしゃれになるのかわからない」
- 「自分たちにはセンスがないから無理」
と無難なデザインであきらめようとしている人もいるのではないでしょうか?
またハウスメーカーや工務店の数は多いので、どのメーカーがおしゃれなデザインを得意としているのかわからない場合も多いでしょう。
そこで今回は、おしゃれな注文住宅の建築事例と、お
しゃれな注文住宅にするポイントをご紹介します。
おしゃれな注文住宅の事例を外観別、内観別、ハウスメーカー別、工務店別、費用別でわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
外観別に紹介
カバードポーチのあるアメリカンハウス
GLホームが設計した、外観が自慢のアメリカンハウス。ネイビーの壁にホワイトのドアやサッシが映えておしゃれです。こだわりポイントはカバードポーチ。ベンチを置いてくつろいだり、家事の延長線上として使ったりできます。
シンプルモダンなデザインで環境に調和する平屋
エースホームが手掛けた住宅で、白い屋根の水平ラインが美しい平屋。ツートーンでまとめたシンプルな外観で、屋根の低さが趣深さを演出しています。家の前に広々としたグリーンのスペースがあるので、ペットとリラックスして過ごせます。
黒と木目調のコントラストが美しい五角形の家
アキュラホームが設計した家は、黒と木目調のコントラストが美しい住宅。入口に家と同じ五角形のモチーフが使われているのが、おしゃれです。窓は大きさの違う正方形で統一されており、ポップな印象を与えています。
白の窓枠がおしゃれな北欧テイストの邸宅
スウェーデンハウスが設計したのは、水色とホワイトのツートーンでまとめた北欧風の住宅。大きな出窓とオーニングが外観のアクセントになっており、窓枠は白で統一しています。広いウッドデッキでお茶を飲んだり、アウトドアを楽しんだりできる素敵な邸宅です。
深い庇や強調された水平ラインが特徴的なプレーリスタイル
それまで都内の高層マンションに住んでいたご夫婦が、ふるさとに戻って建てた3階建て住宅。外観はプレーリスタイルを取り入れた、深い庇や強調された水平ラインが特徴的です。落ち着いたグレイッシュトーンが中心の、古い家や寺院が立ち並ぶ街並みに溶け込む上品な佇まいです。
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注文住宅を建てる場合、複数の業者を比較することはとても重要です。注文住宅は一点もの、オーダーメイドの商品です。定価という概念はほとんどありません。つまり、「自分の条件で家を建てたらいくらになるのか?」というのは、他の住宅メーカーと比較して見積もりを取らないとわかりません。必ず見積もりを比較して取得しないと、値段を知ることは困難です。知らずに決定を下すことは何も持たずに狩りにでるようなものです。
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内観別に紹介
イエローが基調のポップなLDK
サイエンスホームが手掛けた木の香りあふれる住宅の内装は、イエローが基調のLDKにピンクやグリーンの部屋など、部屋ごとのイメージカラーを選んだ壁紙が印象的です。テーマは、カラフルでポップなアメリカンライクな家。LDKのイエローは奇抜なイメージではなく、柱や床など自然の木の色と調和しています。ウォークインクローゼットは洗面脱衣所と行き来できるので、洋服の出し入れがラクチンです。
ロースタイルリビングやスキップフロアなど多層の間取りが印象的
ロースタイルリビングや階段のスキップフロア、ブリッジ状の2階ホールが吹き抜けでオープンにつながる多層の間取りです。居心地の良い場所がたくさんあるので、好きな場所でくつろげるのが嬉しいポイント。ロースタイルリビングは、一段低いことでよりリラックスできる空間に。階下から親の目線が届くスキップフロアは、子供のスタディスペースにしました。ブリッジ上の2階ホールは階下が見下ろせる気持ちのいいスペースで、高窓から光が差し込みます。どこにいても家族の存在が感じられる間取りです。
ビルトインガレージのある家
ビルトインガレージや趣味室、スキップフロアなど好みの空間を設けて、使いやすさにも配慮した住宅です。ビルトインカレージは、ガレージの天井と調和させるために軒裏も木目調にしています。趣味室は釣り竿など釣り道具でいっぱい!天井を高くして壁に釣り竿を飾るなど、遊び心にあふれた空間です。
素材感が生えるナチュラルテイストの3階建て
クレバリーホームによる、デザイン性や利便性が生きる3階建ての住まい。1階はパブリックスペースと割り切ることで、LDK+畳コーナーに十分な広さを取ることができました。リビングは木の素材感にグリーンがアクセントのナチュラルな空間で、スリット窓やダイニングの開口部から程よく光が入るのがポイント。2階にサニタリーを設置したので、洗う、干す、しまうがワンフロアで完結して家事の時短につながっています。
車いすでも暮らしやすい平屋のバリアフリー住宅
お父様が車いすになっても快適に暮らせるように建てた平屋住宅。出入り口にはスロープと3枚引き戸を設置し、車いすでも出入りしやすいようにしました。玄関ホールの近くの書庫スペースには、お父様の膨大な書籍をスッキリ収納。周囲の壁に手すりを設置し、手すりを跳ね上げることで車いすでも通り抜けできる仕組みです。バリアフリーのトイレは、お父様の部屋からも廊下からもアクセスできるので便利。3枚引き戸で開口が広いので、車いすでも楽々出入りできます。
ハウスメーカー別に紹介
住友林業
深い軒の水平ラインが美しい外観の平屋。勾配天井と大開口で、開放的なリビングが実現しました。庭にウッドデッキを設けているため、デッキチェアに座ればちょっとしたリゾート気分を味わえます。来客用のトイレは、壁面タイルとペンダントライトで上質な空間になりました。
住友林業は「木と生きる幸福」がキャッチコピーのハウスメーカー。さまざまな樹脂のフローリングが使えたり、魅力的なオプションが充実していたりと、とにかくデザイン性に優れたハウスメーカーです。
ミサワホーム
木目の勾配天井が印象的な2階建て住宅。玄関ドアを開けると、天井高4m以上の美しい吹き抜けホールが広がります。なるべく会談の上り下りを減らすために、2階は子供部屋だけにして、1階で生活空間が完結するようにしました。LDKの天井の色は濃い色ですが、天井が高いため圧迫感を感じません。リビングの続きには大収納空間「蔵」を設け、その上は和室です。お子さんがおもちゃを散らかしてもすぐに蔵に片づけられるので、部屋をキレイに保てます。
ミサワホームは「蔵のある家」で有名なハウスメーカー。32年間連続でグッドデザイン賞を受賞している唯一のハウスメーカーです。(2022年10月時点)商品数が豊富で、大手ハウスメーカーの中では比較的価格も抑えられています。
パナソニックホームズ
中庭やテラスに向かって開かれたLDKが特徴の2階建て住宅。中庭を囲むようにLDK、キッチン、和室を配置することで、内と外がつながる空間にしました。ご夫婦それぞれのデスクを並べた書斎は、LDKやラウンジスペースと回遊できる動線になっています。ラウンジスペースでは、テレビではなく緑を見ながらくつろげるのが魅力です。タイル外壁「キラテック」を採用しているので、長期に渡ってキレイな外観が保てます。
パナソニックホームズは鉄骨住宅メーカーの中で、唯一外壁に目地がないハウスメーカー。
そのためシームレスでキレイな外観が実現します。またパナソニックホームズのタイル外壁「キラテック」は、太陽の光で汚れを分解して、雨で分解した汚れを洗い流すセルフクリーニング機能がついています。
パナソニックホームズで家を建てたい人必見!特徴やメリット、向いている人について解説
積水ハウス
3世帯の家族が心地よく暮らす3階建て住宅。水平ラインがモダンな印象のコンクリートの外観が、庭の緑と見事に調和しています。玄関は家族用とゲスト用に分けており、家族用からは直接ガレージに出入りできる仕組みです。子世代の1階リビングにはデッキをつなげ、お子さんの遊び場スペースを確保。2階のテラスは約30畳の広さなので、3世帯が集まってバーベキューをすることもできます。3階からも吹き抜けで2階や1階の様子を感じ取れるため、安心して暮らせます。
積水ハウスは、日本の昔ながらの住宅のデザインを上手に現代に反映させつつ、デザインと機能性の調和をはかっている高級ハウスメーカーです。
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へーベルハウス
外観も内装もホワイトでまとめた明るくおしゃれな住宅。こだわりの家具を集めたヨーロッパ風のインテリアが、優雅な雰囲気を演出しています。収納を随所にとることで、見た目だけでなく機能性も充実しました。
へーベルハウスは外壁の「へーベル版」が特徴のハウスメーカー。彫刻建築のような白い外壁が特徴のおしゃれな家づくりを得意とするハウスメーカーです。
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工務店別に紹介
谷川建設
九州の一部の地域に対応する谷川建設が建てた家。テーマは洋モダンで、吹き抜けとオープンシューズクロッカーが大きな特徴です。メイプル床材のリビングの中央には畳の空間を設置し、モダンな和の要素を効果的に取り入れています。背面収納が充実したキッチンからリビング全体を見渡せるので、家族の顔を見ながら料理することが可能。和室は白を基調とした明るくおしゃれな空間です。
木下工務店
木下工務店が提供する北欧モダンテイストの家。家具の色を床の色と同系色にすることで、落ち着いた雰囲気のおしゃれな空間づくりに成功しました。子供部屋は将来2部屋に区切れるように設計。それまではお子さんが広い部屋で遊べるのもメリットです。
古川林業
自社林を持ち、国産材100%の構造材を使用する古川林業が建設した、木の魅力あふれる住宅。中庭をLDKが囲む回遊式の平屋で、LDKのどこにいても中庭の景色が楽しめます。中庭では、外部の視線を遮ってアウトドアなどプライベートタイムを過ごせるのが魅力です。高さ4.3mの吹き抜けが開放的なリビングでは、スクリーンを出してホームシアターが楽しめます。映画好きの方にはたまらない非日常空間です。
アイ工務店
アイ工務店が建てた家。外壁はネイビーとホワイトのツートーンカラーにしてコンパクトな設計にすることで、飽きのこない美しさが魅力です。リビングの床は無垢の栗材を選び、経年による変化を楽しむことが可能。キッチンの横にダイニングテーブルという配置は、家事効率が高まります。ウォークインクローゼットをリビングの横に設けて、1階で収納や着替えができるようにした生活動線に優れた住宅です。
イシカワ
イシカワが提供する開放感のある2世帯住宅。外観はモノトーンを組み合わせ、シンプルながらも重厚なイメージにしました。家族6人が集まる広いLDKは2世帯用で、皆でワイワイ会話しながら食事をつくったりくつろいだりできるオープンキッチンです。キッチンやシューズクロークには大家族でも安心の大収納を備えています。2階のリビングは高天井と大きな窓で開放感を演出。子供部屋の壁紙にはポップなカラーを選び、いつでも楽しく過ごせるように配慮しました。気兼ねなく暮らしながらも、みんなで集まる楽しさもある住宅です。
価格別に紹介
1,000万円台
ワイドタイプのオーダーキッチンが主役の2階建ての家。お料理好きの奥様が細部までこだわったおしゃれなキッチンで、200Vのコンセントを設置して海外製の調理機器も使えるようにしました。キッチンからパントリー、洗面脱衣所に行き来しやすい設計にして、家事動線にもこだわっています。大きなウォークインクローゼットなど希望をすべて叶えた住宅が1,000万円台で叶いました。
2,000万円台
屋上までフル活用した都市型3階建て住宅です。約24坪の限られた敷地面積から、3階建てを選択。建坪を最大限広く取り、2階は2m60㎝の高天井にして、開放感のある空間をつくることに成功しました。階段を起点にL字に広がるLDKにはドアをつけていないので、オープンなつながり方が魅力。屋上のスカイラウンジは、近所の目を気にしないですむ極上のプライベートガーデンです。下にとれない庭を屋上につくるというアイデアで、理想の住宅を叶えました。
ウィザースホームの特徴を徹底分析!注文住宅の費用や間取りは?
3,000万円台
セミリタイアされたご主人、外にお勤めの奥様、勤務時間が不規則なご子息の3人暮らしの住宅。生活パターンが異なる家族3人が快適に暮らせる家をつくるために、参考プランの2階立てから3階建てに変更。1階の掃き出し窓の外にある小さなウッドデッキは、縁側のように楽しめます。玄関収納のそばに設けた全身鏡で、今日のコーディネートを速やかに確認できるのも嬉しい。2階リビングには高さ2m20㎝の細長い段窓を設けることで、柔らかな自然光を取り込みました。火を使わないIHや収納型のゴミ箱を採用し、安全面を考慮したシンプルなキッチンを選んでいる点もこだわりが見られます。
おしゃれな注文住宅を建てるためのポイント5つ
人気のデザインはシンプルかつ機能性のあるものですが、人によって好みは異なるので、カタログや展示場などで自分の理想のイメージをつくることが大事です。ここではおしゃれな注文住宅を建てるためのポイント5つについて解説します。
ポイント1:シンプルで調和のとれた外観にする
家の第一印象となる外観は、人の目を引くおしゃれなものにしたいもの。内装ならリフォームで変えることも可能ですが、外観を変えるのは難しいので最初が肝心です。
こだわるべきポイントは、家の形、屋根の色・大きさ、窓の形・大きさ、材質など多岐に渡ります。これから長く住む家なので、おしゃれなことはもちろん、長持ちする素材や飽きの来ないデザイン・色合いを選びましょう。
奇をてらうのではなく、シンプルな中にアクセントがある外観の方がおしゃれに見えます。メリハリのある配色はモダンな印象を演出しやすく、異素材を組み合わせた外壁もおしゃれです。軒を深く出すことで水平ラインを強調でき、玄関を隠すデザインにすることで高級感が出せます。プライバシーを守りつつ大きな窓をつけるのもいいでしょう。街並みとの調和も忘れないようにしましょう。
ポイント2:LDKが明るい開放的な空間になるように工夫する
おしゃれな家の空間的要素として、家族が集まったり、来客を迎えたりするLDKの開放感や明るさをどのように演出しているのか、ということが挙げられます。人気なのは、勾配天井や吹き抜け天井にして天井を高く見せる方法。天井が高くできない場合は、大きな窓や天窓をつけたり、壁紙を白で統一したりして明るさを確保しましょう。
ポイント3:統一感のあるインテリアにする
インテリアはセンスの良さと機能性の両立がポイントとなります。壁・床・天井に強い色を持ってくるのは、よほどセンスがある人でなければ難しいでしょう。大きな面積を占める壁・床・天井はシンプルにまとめて、建具や家具でアクセントをつけるのがおすすめです。
また、部屋ごとにインテリアのイメージを変えるのはあまりおすすめできません。つながりを感じさせるLDKや洗面所、お風呂場などは同じイメージにするのがおすすめ。個性を出すなら、トイレや子供部屋など狭い空間にしましょう。
ポイント4:収納に工夫してスッキリした空間を心掛ける
LDKや玄関、トイレは来客の目に触れやすい場所なので、いつもキレイにしておきたいものです。物が多くなりがちなリビングの場合は、キッチンの収納を多めに取ることで解決できます。おすすめは、キッチンの背面に収納をつくる方法。隠す収納になるので、部屋がスッキリします。
ただ単に隠すのではなく、適材適所に収納をつくることも大事です。1階で今すぐ使いたいものが遠く離れた2階にあるのはストレスが溜まるからです。玄関に関しては、家族用と来客用の2WAYの玄関にするという方法もあります。
ポイント5:生活動線を意識した間取りにする
生活動線を意識した間取りにすることも、おしゃれな家づくりに欠かせないポイントです。
おすすめは、LDKの隣にランドリールームをつくること。洗濯機&乾燥機、部屋干しスペース、アイロンかけスペース、収納を1つの部屋にまとめることで、LDKが散らからずスッキリします。着替えや乾燥後の収納の面から、あえて1階にウォークインクローゼットを設置するという手もあります。
あなたは本当の値段を知ってる?単価・予算からハウスメーカーを比較!
注文住宅を建てる場合、カタログ比較はとても重要です。注文住宅は一点もの、オーダーメイドの商品です。定価という概念はほとんどありません。つまり、「自分の条件で家を建てたらいくらになるのか?」というのは、他の住宅メーカーと比較して見積もりを取らないとわかりません。必ず見積もりを比較して取得しないと、値段を知ることは困難です。知らずに決定を下すことは何も持たずに狩りにでるようなものです。
注文住宅の世界では、外観や性能は同じでも、業者によって価格が100万~1000万円も違うのが当たり前。後で「こっちの方が安かった…」と後悔しないためにも、必ず比較検討してカタログから見積もりを取ってください。
まとめ:おしゃれな注文住宅で後悔しないために
おしゃれな注文住宅を建てるためには、おしゃれにするポイントを押さえた上で、外観別、内観別、ハウスメーカー別、工務店別、費用別のデザインを比較検討するのがおすすめです。
しかし工務店とハウスメーカーの数が多いため、自分で気になる会社のカタログや事例をすべて取り寄せるのは骨が折れる作業になります。
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とにかく簡単で特にデメリットもないため、おしゃれな注文住宅を建てるための資料集めの一環として利用してみてはいかがでしょうか?