家づくりを始める前に読んでほしい記事
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注文住宅を建てる場合、複数の業者を比較することはとても重要です。注文住宅は一点もの、オーダーメイドの商品です。定価という概念はほとんどありません。つまり、「自分の条件で家を建てたらいくらになるのか?」というのは、他の住宅メーカーと比較して見積もりを取らないとわかりません。必ず見積もりを比較して取得しないと、値段を知ることは困難です。知らずに決定を下すことは何も持たずに狩りにでるようなものです。
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家を建てるにはまず!家づくりを始める動機と意味を明確にする
当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。
私は大手ハウスメーカーの元営業マンとして、これまでに約230棟の家づくりに携わってきました。
約20年にわたる家づくりの経験をとおしてわかったのは、お客様の目線になって「なぜ家を建てるのか」という動機をしっかりと把握したり、「家をつくることの意味」を理解したりすることの大切さでした。
お客様の家を建てたいという気持ちに正面から向き合い、家を建てる動機と意味を正しく理解することは、満足のいく注文住宅を建てるための基本と今でも考えています。
家づくりを始める前に確認したい大切な3つのこと
では、これらと向き合うときに必要なものは何でしょうか?
私は以下の3つだと考えます。
1)家族との関係性をよく考える
いたって当たり前のことですが、住む家には必ず家族がいます。
せっかく新しく家を建てるのですから、「家族全員が幸せに暮らせる」ことが大事なのはいうまでもありません。
そのため、お客様と打ち合わせをする際は、家族との関係性に加えて、家族とどんな生活を送りたいのかについて良く確認するようにしています。
とはいえ、いきなり「家族との関係性」と聞かれても、普段はあまり考えないテーマでしょうから、お客様も戸惑うかもしれません。
普段一緒に生活をしている間柄ですし、深く考えるような機会がなくても不思議ではありません。
それでも、2世帯住宅・3世帯住宅になると、家族間のプライバシーの問題も含めて、お互いの距離感を考える必要が必ず出てきます。
普段意識していないことほど、一度じっくり考えてみる必要があるのです。
2)加齢することを前提に考える
人間は歳を重ねるにつれ、若いころには簡単に出来たことが、うまくできなくなってきます。
特に体力を必要とすることや体を素早く動かすようなことは、その一例です。
そのため、若いころの体力を元にして家を設計してしまうと、歳を取ったときに苦労する場合があります。
一生の住み家として買ったはずなのに、それが難しくなってしまうこともあるのです。
そうならないためには、家を建てる前に30年後・40年後はどんな暮らしをしていたいのかを想像することが大切です。
例えば、急な角度の階段を作らない、廊下の幅を狭くしない、床はバリアフリーを意識した高さにするというように、将来の自分と家族をサポートするつもりで設計しましょう。
3)家づくりを楽しむ
ある意味では、この心構えが家づくりの基礎、土台になるのかもしれません。
家は一生に一度の高価な買い物ですし、建てるにあたって考えなければいけないことが数多くあります。
また、ローンの返済のことを思うと、不安がよぎってしまうこともあるかもしれません。
それでも、自分の家を持つことは、いつの時代もロマンがあります。
このロマンを形にするため、また不安や疑問を解消するためにも、情報収集が大事です。
住宅展示場で実際に建物を見てみたり、インターネットを活用して情報や体験談を集めてみたりすると、とても勉強になります。
いずれにしろ、家を建てるためには長期戦の心構えが重要です。
通常は情報を集めてから工務店やハウスメーカーと契約をするまでに、半年ぐらいはかかると考えてください。
そこから建物の完成までを考えると、さらに半年以上は先になるでしょう。
私の経験上、ほとんどのお客様は建物を建てると決めてから実際に完成するまでに、約1年半はかかっています。
この1年半を苦しい・つらい経験にするのではなく、楽しい思い出にするためにも、家族みんなで楽しみながら家づくりに取り組んでいただきたいのです。
簡単なようで難しい家づくりの条件
ここで皆様に質問です。
「いい家の条件は何だと思いますか?」
また
「家づくりを成功させるために必要なことは何だと思いますか?」
正直に申しますと、ハウスメーカーで20年間営業マンをやってきた私でも、これらの質問に簡単に答えることはできません。
その理由は「お客様によって求めることが違うから」ということももちろんありますが、答えをひとつに絞れないほど奥深い質問だからでもあるのです。
「シンプル」な家づくりの奥深さ
以前、私が家づくりを担当したお客様とのやりとりで、こんなことがありました。
そのご家族の旦那様は当初、建て替えをするなら「とにかくシンプルな家を作ってほしい」と希望されていました。
予算に収まる範囲で、ムダのない注文住宅を建ててほしいとおっしゃるのです。
シンプル、ムダがないといっても、人によって解釈はさまざまです。
旦那様の要望をもう少し具体的に聞いてみると、間取りやデザインの選択は妻に任せるから、自分の仕事ができるスペースを作って欲しいとおっしゃいます。
旦那様はお仕事で新聞の記者をされていて、ご自宅で調べものをしたり記事を書いたりすることがあり、静かで落ち着いて仕事ができる場所を求めていたのです。
このように、家に対する要望やこだわりはお客様の数だけあります。
また、要望について何度も根気よく聞いてみないと、お客様が本当は何を求めているのかを見誤る可能性もあるのです。
「居心地のいい家」をつくること
当然ながら予算などの関係で、そういった要望のすべてをかなえるのが難しいこともあります。
しかし、要望の元となるものをつきつめていくと、「居心地の良さを作る」ことが大事だとわかります。
なので、冒頭の質問に対する回答例をひとつ挙げるとするなら、「居心地のいい家を作ること」になります。
いるだけでリラックスできる、ストレスを感じないという住宅は居心地のいい家です。
一見当たり前のことのようですけれど、しっかりと家づくりに取り組まないと、このようなことすら実現できない場合があるのです。
それだけいい家を作ることは難しいといえます。
このサイトは、施主様が楽しみながら家づくりできるよう、
難しい内容をを少しでもわかりやすく、みなさまに伝わるようにと想いを込めて制作しています。
みなさまの幸せな家づくりのお役に立てていれば幸いです。
家づくりの計画中に迷ったら