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ハウスメーカーの間取りとデザイン

廊下と階段に隠された意外な機能性とは?

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ここでは注文住宅の間取りのうち、廊下と階段について考えてみましょう。
これらの場所は、ただ通り抜けるだけの場所ではなく
他の空間と同様に重要な役割があります

廊下は本当に必要のない空間?

注文住宅のなかでも、狭小な家のプランを考える際は、
優先的にスペースを削られてしまうのが廊下です。

狭小住宅は床面積に厳しい制約がある以上、
限りあるスペースを有効に使うためには、
廊下よりほかの部屋が優先されるのは仕方のないことではあります。

仮に、やたらと廊下の長い狭小住宅があったとすれば、
部屋が狭くて住みにくく感じるはずです。

もともと廊下は部屋と部屋をつなぐ空間というイメージが強いためか、
「ただ通り抜ける場所」と思われてしまうのも仕方がありません。

「廊下を全部なくして、すべての部屋を直接つなげてしまえばいいのでは
と考える方もいらっしゃるかと思います。

それも1つの方法でしょう。

しかし、廊下にはちゃんと機能的な意味もあるのです

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廊下の果たす役割は気持ちの小さな切り替え

廊下があると生活にメリハリが生まれる

住まいの間取りにおいて、廊下はどんな役目をはたしているのかを考えてみましょう。

廊下は「気持ちを切り替えてくれる空間」

あくまでも個人的な意見ですが、
廊下は住んでいる人の気持ちを切り替えてくれる空間と考えています。

たとえば、入浴後に浴室から廊下を通ってリビングでくつろぐ、
ダイニングから廊下を通ってトイレで用を足すというように、
目的の変化に合わせて気持ちを切り替えてくれる場所が廊下なのです。

いわば”気持ちに間(ま)ができる”感覚を持てる場所が廊下といえるでしょう。

生活にメリハリが生まれる「廊下の存在」

お風呂上りに身体をクールダウンさせながら廊下を通る、
出勤前に洗面所から廊下を歩きつつスーツを整えて玄関に向かうなど、

生活のワンシーンを思い浮かべていただければ、
気持ちを切り替える、気持ちに間を作る、という感覚もおわかりいただけるのではないかと思います。

音の遮断、緩衝地帯の役割

また、実用的な面で見れば、
部屋の間に廊下があることで浴室やトイレから出る音を和らげられるといったメリットもあり、
部屋と部屋の緩衝地帯の役割も持っているわけです。

階段は上下に移動する吹き抜けの空間

かね折れ階段

廊下と並んで階段は「移動する場所」以上の意味を
なかなか見いだせないのが階段ではないでしょうか。

階段がないと上下階への移動ができないので、
廊下以上に必要なのはわかるものの、
それ以外に意味があるのかがわかりにくい。

多くの方が抱く疑問はこんなところではないかと思います。

階段は「吹き抜け」で解放感を演出できる

階段は少なくとも2階ぶんの空間を縦につなぐ吹き抜けです。

上下に開かれた空間は開放感がありますし、
ここには空気の流れができて循環しています。

夏は暑い空気が2階に上がっていき、冬は冷たい空気が1階に降りてくるわけです。

夏や冬でなくても、気温の高い日、低い日は同じ現象が起こります。

階段と部屋の寒暖差対策

窓や階段を通して冷えた空気が降りてくることをコールドドラフト(Cold Draft)と言います。

このうち階段の対策は、冷暖房の設備をしっかりと作るか、階段の前に引き戸を作ったり、
カーテンを付けたりするなどして空気の流れを遮る工夫が必要です。

階段の種類と特徴を見てみましょう

ひとくちに階段といっても、構造の違いによってだいたい4つの種類に分けられます。
まずは構造の違いとそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

1)直階段

直階段

注文住宅のなかで最も一般的なのがこの直階段です。

これは上下階を直線に結ぶため踊り場はありません。

構造がシンプルなぶん、費用も比較的安価で済みますが、
狭いスペースに設置する場合は、どうしても急こう配になってしまいます。

2)折り返し階段

折り返し階段

中間点で180度反対方向に折り返す階段です。

折り返し部分に踊り場があるタイプと、
折り返し部分まで階段になっているタイプの2種類があります。

階段の踊り場は4m以上登る場合にはつけなければなりませんが、
折り返し階段はそれより低い場合でもつけることがあります。

費用は直階段よりもかかるものの、階段の段数(ステップ数)が増やしやすいので、
勾配をよりなだらかにしやすいメリットがあります。

3)かね折れ階段

階段は吹き抜けの空間

中間点で左右どちらかの向きに90度(直角)で曲がる階段です。

曲がる場所が小さな踊り場になっているため、
階段の上から転げ落ちてしまっても、一番下までは落ちずに済みます。

構造が直階段より複雑なぶん、費用はかね折れ階段のほうが上です。
階段の下が収納スペースとして活用されることもあります。

4)螺旋階段

螺旋階段

中央の柱を中心に、下から上までぐるりとステップが巻き付いた螺旋構造の階段です。

設置スペースをあまりとらない、見た目がスタイリッシュになるといったメリットがある一方、
構造が複雑で費用がかかるステップの幅が狭いなどのデメリットもあります。

事例で見る「螺旋階段」の良さ

実際に注文住宅で作った階段の一例として、
私が担当した東京都狛江市のお客様のケースをご紹介しましょう。

そのお客様は新宿の歌舞伎町に複数のビルを持っている資産家の方でした。

石原裕次郎さんがお好きで、ご自分の年齢と足の長さが裕次郎さんと同じなんだと、
冗談交じりにおっしゃる楽しい方です。

私はハウスメーカーの営業マン時代にひいきにしていただきました。

2000万の追加費用の内訳は・・・

その方が建てた注文住宅は、
本体が約3000万円、追加費用が5000万円という珍しいケースだったために、
私の記憶に強く残っています。

なぜそんなにも追加費用が発生したのかというと、
お客様がデザインや装飾に凝ったからです。

「見た目の楽しい廊下と階段」とは

特に廊下と階段のデザインに強いこだわりがあり、
打ち合わせの際にも「とにかく見た目の楽しい廊下と階段にしてほしい」と何度もおっしゃっていました。

「楽しい」といっても捉え方は人によってさまざまですから、
どんな廊下と階段にしたらよいかで、私と設計士は当時かなり悩みました。

結局、廊下と階段の壁を無垢材と珪藻土で作ったり
リビングとつながった欄間の部分にも何十万円もするステンドグラスを入れたりする、

大規模な追加工事を行ったのです。

さらに、階段は螺旋階段を選び、
手すりの部分に彫刻が入ったオーダーメイドの品を使いました。

このような装飾をいろいろな場所に施したので、
追加費用が膨れ上がってしまったのです。

追加費用2000万円が生んだ「満足の家づくり」

それでもお客様は夢がかなったと満足されていましたから、
費用がかさむことが必ずしも悪いとは言えません。

このお客様のケースは極端な例ですが、
自分のライフスタイルに合った階段や廊下はどんなものなのか、じっくり考えてみてください。

階段と廊下を作るときは2つのポイントに注意

ここまで廊下と階段の特徴や種類について見てきました。

それを踏まえて、実際に注文住宅を建てるときには、以下の点を参考にプランを練ってみてください。

1)バリアフリーを意識して事故を未然に防ぐ

バリアフリーを考えた設計を

廊下・階段を作るうえで、
最初に検討していただきたいのがバリアフリー化でしょう。

家の中で起こる事故のなかで、
最も多いのが転倒です

これを防ぐには、廊下から部屋に移る時に足が引っかからないよう、なるべく段差をなくすことです。

また、狭すぎて動きが不自由にならないように、
廊下は最低でもお互いがすれ違える広さを確保することも大切です。

階段は転倒防止のための細かな配慮が必要

転倒事故が発生したときに、とくに危ない場所のひとつが階段です。

そのため、とっさの時につかめる手すりを階段につけたり、
階段の1段当たりの高さ(蹴上げ)と奥行(踏み面(づら))を調整したりすることも重要です。

階段1段あたりの目安

1段当たりの高さ<蹴上げ>
蹴上げは階段の広さにもよりますが、1段当たりの高さは20cm以内に収めたいところです。

あまりにも高すぎると踏み出した足のつま先がひっかかりますし、
歳を取ると足が上がりにくくなりますから、
30cmもあるような蹴上げはおすすめできません。

奥行<踏み面(づら)>
踏み面に関しても階段の種類や
広さに左右されるところがあるとはいえ、20~25cmは必要です。

ただ、スリッパを履いたときのことを考えると、
20cmだと少し狭く感じるかもしれません。

最低でも踏み面25㎝は確保する

それでも、踏み板どうしの間を垂直につなぐ板・蹴込み(けこみ)がない階段、
たとえばリビング階段などは、足のつま先が前方に出せるぶん、
あまり気にならないかもしれません。

蹴込みがあるなら、やはり踏み面は25cmあると安心です。

折り返し階段・かね折れ階段で安全性アップ

なお、万が一階段から転げ落ちた場合のことを考えると、
一番下まで一気に落ちてしまうこともある直階段よりは、
踊り場が作れる折り返し階段・かね折れ階段のほうが安心でしょう。

なぜなら、踊り場があれば、そこで転げ落ちるのが止まる可能性があるからです。

踏板に滑り止めのテープを貼る

このほかにも、階段の踏み板に滑り止めのテープを貼るなど、
階段の構造とは別に転倒事故防止対策をしておきましょう。

同じように、廊下にも転倒防止の手すりがあるとより安心です。

2)採光・照明計画をしっかりと練る

廊下は間取りによっては袋小路のような場所があったり、
近くに窓がなかったりするところもありますので、採光・照明計画が必要です。

照明で全体を照らしやすい階段と比べると、
廊下は何かと足元が暗くなりがちです。

外から光の入らない夜は特にその傾向が強くなります。

したがって、廊下は足元に照明をつけたり、
短い間隔でライトを設置したりするなどの工夫が必要
です。

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