日本ハウスは創業50年の大手住宅メーカーで、価格の割に標準仕様が充実していることから人気があります。
標準仕様が充実していれば追加費用をかけず、快適な家づくりが可能です。日本ハウスの家は、どのような標準仕様で特徴があるのでしょうか。
ここでは、日本ハウスの主な標準仕様や特徴について紹介しています。
この記事をご覧いただくことで、日本ハウスの仕様や特徴が把握でき、他の住宅メーカーとも比較がしやすくなります。
自分に合うメーカーかどうかも判断ができますので、ぜひ参考にしてください。
目次
日本ハウスの坪単価・価格
日本ハウスの注文住宅は、良質な檜にこだわった「やまとシリーズ」と、選べる木造住宅の「Jステージ・シリーズ」の2つのシリーズがあります。
主力商品のやまとシリーズは、檜をふんだんに使い地震にも火にも強い家づくりが可能です。
Jステージ・シリーズは、太陽光発電の家(J-SUNSHINE)、高級タイルの家(J-CERAMIC)、高断熱・高気密の家(J-WARM)の3種類から選択できます。
日本ハウスの坪単価は55万円〜65万円程度ですので、仮に35坪の家を建てる場合の建築費用は1,925万円(坪単価55万円)〜2,275万円(坪単価65万円)前後です。
坪単価30〜40万円程度のローコスト住宅メーカーと比べると高めですが、坪単価70万円を超える他の大手住宅メーカーと比べると比較的安く家を建てられます。
日本ハウスの家は標準仕様が非常に充実しているため、割安感も感じられ人気が高いです。
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注文住宅を建てる場合、複数の業者を比較することはとても重要です。注文住宅は一点もの、オーダーメイドの商品です。定価という概念はほとんどありません。つまり、「自分の条件で家を建てたらいくらになるのか?」というのは、他の住宅メーカーと比較して見積もりを取らないとわかりません。必ず見積もりを比較して取得しないと、値段を知ることは困難です。知らずに決定を下すことは何も持たずに狩りにでるようなものです。
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標準仕様で檜内装のため心地よく健康的な暮らしができる
日本ハウスのやまとシリーズは、檜無垢床や檜天井・羽目板、檜飾り壁、檜腰壁など、標準仕様で檜内装となっています(一部商品を除く)。
檜はさまざまな効果・作用があり、心地よく健康的な暮らしができます。
安らぎを与えるリラクゼーション効果
檜は森林浴をしたとき同じようにフィトンチッド成分を放出するため、リラクゼーション効果があります。
自立神経活動を鎮静化し、リラックスさせてくれるため快眠などの効果が期待できます。
防虫・殺菌作用
檜には防虫・殺菌作用もあるため、虫に食べられにくく腐敗からも守り、長持ちする家づくりができます。
血統書付きの檜を使用
日本ハウスやまとシリーズで採用されている檜は、どこで生産・加工されたかがわかる血統書付きのものです。
良質で選りすぐりの檜を使っています。
グッドデザイン賞やキッズデザイン賞など多数受賞
日本ハウスの家は、標準仕様が充実しているだけでなく、デザインや機能性、取り組みなどが評価され、これまでの多くの賞を獲得しています。
優れたデザインや機能を評価された「グッドデザイン賞」は8年連続受賞。
子どものための提案が評価される「キッズデザイン賞」は7年連続受賞。
木の良さや価値を再発見させる製品・取り組みについて評価される「ウッドデザイン賞」は2年連続受賞となっています。
地震に強いグッドストロング工法
日本ハウスのやまとシリーズでは、伝統を受け継ぐ木造軸組工法に独自の最新技術を融合したグッドストロング工法を採用しています。
「強い壁」×「強い床」×「強い壁」×「制振」により、耐震等級3の地震に強い家づくりが可能です。
耐震等級3とは、極めて稀に発生する大地震の1.5倍の地震力に耐えることができる耐震性能があることを示しています。
地震から住まいと家族を守り、安心・安全に暮らすことができます。
以下は、地震に強いグッドストロング工法の主な技術・仕様です。
標準仕様で太くて強い檜無垢柱
日本ハウスのやまとシリーズは、標準仕様で太い檜無垢柱を採用しています。
一般的な3.5寸(105mm)の柱よりも断面積が1.3倍ある4寸(120mm)の柱で、最大荷重は1.9倍あります。
また、柱の4面に強さを高めるために切溝を入れることで、さらに耐久性を高めています。
太く強い柱により、家を安全に支えることが可能です。
地震の揺れの力をスムーズに分散するストロング床組
やまとシリーズのグッドストロング工法では、2階の床構造を強化するためにストロング床組を採用しています。
ストロング床組にすることで、地震の揺れの力を分散でき、耐震性を高めることができます。
強度実験では他社よりも高い床倍率6.7倍の最高水準の剛性を実証しています。
高い耐震性を発揮する高倍率耐力壁パネル
床と一体になって高い耐震性を発揮する高倍率耐力壁パネルを採用しています。
日本住宅・木材技術センターの強度試験において、他社よりも強い48.12kNでした。
地震の揺れを低減する制振パネルも標準仕様
やまとシリーズのグッドストロング工法は、制振パネルを設置していて地震の揺れを低減します。
パネル中央部にある地震エネルギー吸収装置が、地震エネルギーを吸収して揺れを抑えます。
省令準耐火構造・長期優良住宅にも対応した高耐久住宅
日本ハウスの家は、標準仕様でありながら、省令準耐火構造や長期優良住宅に対応している高耐久住宅で、強く丈夫な家づくりができます。
家族が安心して暮らせて孫の代まで受け継ぐ家が実現可能です。
火災保険料もお得な省令準耐火構造仕様
日本ハウスの家は標準仕様で省令準耐火構造に対応しています。
省令準耐火構造の家は、外部からの延焼防止や他室への延焼遅延、各室防火などの特徴があり、火に強い家づくりが可能です。
万が一、火災が起きた場合も延焼の時間を稼ぎ、家族が避難する時間をつくります。
国の定める基準をクリアした長期優良住宅
日本ハウスの家は、標準仕様で国土交通省の定める長期優良住宅の基準もクリアしています。
基準には、
- 耐震性
- 劣化対策
- 省エネルギー性
- バリアフリー性
- 維持管理・更新
の容易性などの項目があります。
長期優良住宅のメリットは、
- 住宅ローン控除
- 不動産取得税
- 登録免許税
- 固定資産税
などの税金の優遇措置を受けられることです。
住まいを支える高耐久コンクリート基礎
やまとシリーズの家は支えるのは、高耐久コンクリート基礎です。
呼び強度30Nのコンクリートを採用しており、十分に養生期間を確保して強固な基礎を実現しています。
優れた断熱性で経済性の高い家づくり
日本ハウスの注文住宅は、優れた断熱性のグラスウールや樹脂サッシが標準仕様となっているため、断熱性・経済性の高い住まいで暮らすことができます。
高い断熱性能を確保するグラスウール
日本ハウスやまとシリーズの家は、木造の構造材そのものに断熱性能があり、柱との間には断熱性の高いグラスウールを充填しています。
開口部の断熱性能を高める樹脂サッシ
最も熱が逃げやすい開口部には、断熱性の高いトリプルガラスや複層ガラスを使用した樹脂サッシを採用しています。
室内の暖かい温度を逃さず、冷暖房効率を高めます。
あなたは本当の値段を知ってる?単価・予算からハウスメーカーを比較!
注文住宅を建てる場合、カタログ比較はとても重要です。注文住宅は一点もの、オーダーメイドの商品です。定価という概念はほとんどありません。つまり、「自分の条件で家を建てたらいくらになるのか?」というのは、他の住宅メーカーと比較して見積もりを取らないとわかりません。必ず見積もりを比較して取得しないと、値段を知ることは困難です。知らずに決定を下すことは何も持たずに狩りにでるようなものです。
注文住宅の世界では、外観や性能は同じでも、業者によって価格が100万~1000万円も違うのが当たり前。後で「こっちの方が安かった…」と後悔しないためにも、必ず比較検討してカタログから見積もりを取ってください。
一次エネルギーの消費を抑える高効率設備も標準仕様
日本ハウスのやまとシリーズでは、熱交換型ダクトレス換気システムや高効率給湯器など、標準仕様で高効率設備を搭載しています。
一次エネルギーの消費を抑えるため、光熱費の削減が可能です。
冷暖房効果を高める熱交換型ダクトレス換気システム
エネルギーのロスをなくして冷暖房効果を高める熱交換型ダクトレス換気システムも標準仕様です。
熱交換型ダクトレス換気システムは、汚れた空気を排気しながら屋内の熱を蓄積し、蓄えた熱を放出しながら屋外より空気を給気するため、室内の温度を確保しながら空気の入れ替えが可能です。
エネルギーを無駄なく使える高効率給湯器
年間給湯保温率が高く、制御技術でエネルギーを無駄なく効率よく利用できるヒートポンプ式給湯器を採用しています。
また、寒冷地においては高効率給湯暖房器が標準仕様です。
電気使用量を表示して管理・節約できるHEMS
日本ハウスの注文住宅では、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)により、家庭の電気使用量を把握できるため、管理・節約が可能です。
長寿命で消費電力も抑えるLED照明
LED照明は寿命が2万時間〜6万時間と蛍光灯よりも長く、消費電力は3分の1程度です。
標準仕様で電気代を節約できます。
エネルギー効率が高い高効率エアコン
少ない電力で効率よく熱をとり除く高効率エアコンを設置しています。
光熱費の削減ができ、家計の負担も軽減可能です。
環境にも家計にもやさしい太陽光発電システムも標準仕様
日本ハウスは、国内で初めて本格的な太陽光発電システムを開発した住宅メーカーで、ソーラーシステム普及啓蒙促進事業の第1号にも適用されました。
太陽光発電システムを標準仕様(一部商品は除く)としていて、余った電力を売電できるため光熱費の削減が可能です。
標準仕様でZEHに対応
- 外壁や屋根などによる「断熱性」
- HEMSや高効率給湯器などによる「省エネ」
- 太陽光発電システムなどによる「創エネ」
により、使うエネルギーよりも創るエネルギーが上回るZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に標準仕様で対応しています。
他の住宅メーカーの場合は、ZEHに対応するために200〜300万円の追加費用がかかることもありますが、日本ハウスの家であれば追加費用がかかりません。
部屋や廊下が広く快適に暮らせる
日本ハウスの家は、一般的な910mmモジュールではなく、基本モジュールを1mにしています。
モジュールを1mにすることで、部屋が広くなりますし、車椅子でも通りやすい廊下やトイレなどのある家づくりが可能です。
子どもや高齢者など、すべての年代の人が快適に暮らすことができます。
充実したアフターフォロー、アフターサービス
家を建てた後にどれだけのアフターフォロー、アフターサービスがあるかは非常に重要です。
充実したフォロー、サービスがあれば、長く安心・安全に暮らせるためです。
日本ハウスの注文住宅のフォロー、サービスの内容は以下のとおりです。
自社運営の24時間対応コールセンター
日本ハウスは自社運営で24時間体制のコールセンターを開設しています。
住まいのトラブルの相談をいつでもでき、迅速に対応してくれます。
住まいを見守り続ける感謝訪問(ホームドクターシステム)
家を引渡した後から感謝訪問が始まります。
引渡し後5年目までは年2回、6年目以降は年1回訪問し、住まいの点検や診断、さまざまな相談に対応してくれます。
安心して住める独自の長期保証プログラム
日本ハウスで建てる家には、独自の保証制度である「60年保証システム(10年毎有料メンテナンス条件付)」が用意されています。
長期にわたる定期点検・保証により、安心して暮らすことができます。
あなたは本当の値段を知ってる?単価・予算からハウスメーカーを比較!
注文住宅を建てる場合、カタログ比較はとても重要です。注文住宅は一点もの、オーダーメイドの商品です。定価という概念はほとんどありません。つまり、「自分の条件で家を建てたらいくらになるのか?」というのは、他の住宅メーカーと比較して見積もりを取らないとわかりません。必ず見積もりを比較して取得しないと、値段を知ることは困難です。知らずに決定を下すことは何も持たずに狩りにでるようなものです。
注文住宅の世界では、外観や性能は同じでも、業者によって価格が100万~1000万円も違うのが当たり前。後で「こっちの方が安かった…」と後悔しないためにも、必ず比較検討してカタログから見積もりを取ってください。
直営工事・棟梁システムによるつくり手の顔が見える家づくり
日本ハウスでは、つくり手の顔が見える家づくりのために、直営工事と棟梁システムを導入しています。
これらの仕組みにより、密なコミュニケーションをとることができ、安心して家を建てることが可能です。
下請方式や代理店方式だと、直接建主とコミュニケーションをとるのは大抵住宅メーカーや販売代理店だけですが、直営方式であれば住宅メーカーも棟梁・職人ともコミュニケーションがとりやすく、同じ立場で施工できます。
直営工事・棟梁システムによって、しっかりとコミュニケーションをとりながら、専属の棟梁・職人が家づくりをしてくれるため安心です。
いかがでしたでしょうか、日本ハウスの主な標準仕様や特徴について紹介いたしました。
日本ハウスの注文住宅は、ローコスト住宅メーカーよりも価格は高いですが、標準仕様が非常に充実しているため割安感があります。
他の住宅メーカーだと追加費用がかかるような、太陽光発電システムや省令準耐火構造、長期優良住宅、ZEH、高効率設備なども標準対応です。
価格だけで選ぶのではなく、仕様や品質、性能など総合的に判断して住宅メーカーを選びたい場合におすすめです。ぜひ、この記事を参考に検討してみてください。