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ハウスメーカーの相場と費用

2024年最新!全国の注文住宅相場は?家を建てるときの参考費用

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自分の理想の住まいを実現するため、
注文住宅を建てたい人は今の世の中、非常に多いものです。

しかし、注文住宅の相場をよく知っておかないと、どれぐらいの予算が適当なのか判断できず、
住宅購入という目標に向かって貯金したり、ローンが組めなかったりすることもあります。

そこで、フラット35が発表する全国の注文住宅を建てた人たちのアンケートから、
どれぐらいの年収の人が注文住宅を購入しているのか自己資金がどれくらいだったのか
土地購入費や建築費の総額はいくら必要なのかをまとめてみました。

適切な相場を知ることで、割高な工務店に発注したり、
逆に工費が安すぎて工事内容に不安のある工務店に依頼したりすることを防げます。

注文住宅を建てるには、どうしても多額の費用がかかります。
必要な自己資金を貯金し、
また年収を上げて金融機関から十分な融資が受けられるよう、体制を整える必要があります。

注文住宅をこれから建ててみたい方は、このデータを参考に予算を組んでみてください。

全国各地の土地購入なし注文住宅の相場

土地代ナシの場合の注文住宅の相場
今回はフラット35を利用して注文住宅を建てた人たちのアンケート(https://www.jhf.go.jp/about/research/2021.html)から、
土地購入なし注文住宅の予算土地購入あり注文住宅の予算をそれぞれまとめてみました。
都道府県別、地方別にどの程度予算に差があるのかを見ていきましょう。

参考サイト
住宅金融支援機構 公式サイトより「フラット35利用者調査 2021年度集計表」

https://www.jhf.go.jp/about/research/2021.html

土地購入なし注文住宅相場の全国平均は3,569万円

平均年収 建築費 自己資金
全国 602.2万円 3,569.7万円 596.6万円
三大都市圏 611.6万円 3,804.8万円 683.6万円
首都圏 652.9万円 3,896.0万円 737.5万円
近畿圏 610.4万円 3,775.7万円 676.6万円
東海圏 619.9万円 3,650.4万円 581.1万円
その他地域 575.2万円 3,368.7万円 522.2万円

まずは全国平均の数字を見てみましょう。

47都道府県全ての平均をまとめた結果、
注文住宅を建てた人の平均世帯年収は602万円で、
建築費の総額は3,569万円
自己資金は596万円となっています。

傾向としては、世帯年収よりもやや少なめの自己資金を貯金していること、
建築費が年収の5.9倍程度であることなどが挙げられます。自己資金の割合は約17%です。

次に三大都市圏の傾向を見ていましょう。

三大都市圏のうち、最も平均年収、建築費共に高くなっているのは首都圏です。
首都圏は平均年収が建築費に比例して高くなっています。

近畿圏は全国平均よりもわずかに上回っていますが、
一方で東海圏は全国平均よりも下回っていることがわかります。

これを見ると、首都圏が全国平均値を引き上げており
首都圏を除いた地域で最も高いのは近畿圏、ついで東海圏となっています。

首都圏は地価が高いだけではなく、注文住宅の建築費に関しても全国でトップなのです。

それでは次に、地方別の注文住宅相場を見ていきましょう。

北海道の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
北海道 661.3万円 3,627.6万円 555.5万円

北海道の建築費の平均額は約3,628万円となっています。
特徴としては、平均世帯年収よりも自己資金が下回っている点が挙げられるでしょう。

平均年収は全国平均を上回っていますので、年収に対する建築費の倍率もやや低目になっています。

東北地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
青森県 531.1万円 3,194.6万円 655.6万円
岩手県 599.0万円 3,251.6万円 469.1万円
宮城県 564.8万円 3,290.5万円 464.9万円
秋田県 527.5万円 3,114.2万円 441.4万円
山形県 577.5万円 3,434.0万円 571.2万円
福島県 626.3万円 3,587.1万円 512.6万円

平均年収を見ると、東北地方は全体的に全国平均よりもやや低めです。
青森県や岩手県、秋田県などはかなり建築費も抑えられていますが、
福島県は平均年収、建築費ともに全国平均を大きく上回っているのが特徴的です。

東北地方の中心である宮城県よりも、福島県の方が住宅にお金をかけていると言えます。

北関東信越地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
茨城県 577.5万円 3,378.4万円 460.6万円
栃木県 556.9万円 3,317.0万円 427.6万円
群馬県 568.5万円 3,346.0万円 481.8万円
新潟県 597.3万円 3,292.7万円 563.9万円
山梨県 540.7万円 3,077.3万円 558.2万円
長野県 660.0万円 3,639.5万円 784.7万円

北関東地方及び新潟、山梨、長野県の甲信越地方の相場を見てみましょう。
平均年収で最も高いのは意外なことに長野県であり、栃木県を約100万円以上も上回っています。

北関東地方は南関東地方よりも平均年収、建築費ともにかなり安めであり、
用意している自己資金の金額も年収より少なめになっています。

新潟県や長野県など、
降雪量が多い県の方が注文住宅を建てる人の年収が高く、
建築費自体も高いのが特徴と言えるでしょう。

南関東地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
埼玉県 602.4万円 3,645.8万円 663.8万円
千葉県 608.2万円 3,617.8万円 659.9万円
東京都 732.6万円 4,285.7万円 895.5万円
神奈川県 656.0万円 3,970.8万円 702.6万円

埼玉、千葉、神奈川、東京都の一都三県を有する南関東地方の相場です。

さすがに東京は平均年収、建築費、自己資金どれをとっても全国で随一であり、
神奈川県が東京都に続きます。

特に東京都は用意した自己資金が800万円を突破するなど、かなり多めです。

建築費を見ても、東京都は建築費が全国水準を大きく上回っており、
土地を取得していない分、家の建築に多額の費用をかけていると考えられそうです。

神奈川・埼玉・千葉も、他の地方でナンバー1の県と同程度の年収、自己資金、建築費となっています。

北陸地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
富山県 614.8万円 3,758.0万円 912.1万円
石川県 582.0万円 3,420.4万円 678.1万円
福井県 616.5万円 3,693.0万円 756.7万円

北陸地方ですが、富山県、石川県、福井県ともに全国水準並の建築費や自己資金となっています。

特徴として平均年収はそこそこあるものの、富山県は自己資金がかなり多めであり、
福井県は平均年収が高いことが分かってきます。

石川県は平均年収と建築費が全国水準を下回る数字ですが、
自己資金は平均年収を上回っています。

コツコツと貯蓄する県民性が現れているのかもしれません。

東海地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
岐阜県 608.0万円 3,533.9万円 527.6万円
静岡県 588.3万円 3,578.5万円 527.6万円
愛知県 660.9万円 3,819.5万円 629.1万円
三重県 543.8万円 3,295.1万円 525.3万円

東海地方を見ると、平均年収、建築費、自己資金ともに最も高いのはやはり、愛知県です。

愛知県は平均年収が高いだけではなく、自己資金もかなり多めで、
家にお金をかける県民性が見て取れる結果になっています。

近畿地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
滋賀県 593.2万円 3,495.8万円 587.0万円
京都府 588.2万円 3,593.8万円 578.9万円
大阪府 616.5万円 3,952.0万円 764.4万円
兵庫県 635.1万円 3,716.0万円 622.4万円
奈良県 577.6万円 4,003.8万円 733.0万円
和歌山県 574.2万円 3,558.8万円 641.5万円

六つの府県が含まれる近畿地方ですが、平均年収を見ると、
大阪と兵庫が頭ひとつ抜けており、
滋賀、京都、奈良、和歌山が同水準になっています。

建築費は奈良県が一番高いという結果になり、大阪府と兵庫県がそれに続きます。
自己資金は大阪府が一番ですが、建築費が最も高い奈良県は年収は少なめです。

奈良県は京都や大阪に通勤する若い世帯が家を建てる傾向にあります。

ただし、年齢的に長期間返済ローンが組めますので、
このような結果になっているのでしょう。

また奈良県は住宅にお金をかけますが、平均年収はそれほどでもありません。
それでも、自己資金は多めに用意しているなど、非常に堅実に貯金している様子です。

中国地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
鳥取県 558.6万円 3,035.9万円 437.9万円
島根県 965.8万円 3,292.0万円 872.0万円
岡山県 588.8万円 3,483.9万円 598.9万円
広島県 601.3万円 3,652.8万円 748.4万円
山口県 564.2万円 3,460.7万円 466.6万円

広島県は年収が低いですが、自己資金が多く、建築費もかなりかかっています。
岡山、広島は全国水準並みに建築費をかけていることが分かります。

ただ、人口が少ない中国地方はアンケート自体の回答数が少なく、
突出した世帯があると回答に影響が大きく出る傾向
にありますので、
年によって傾向に差が出やすいとも考えられます。

四国地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
徳島県 559.7万円 3,194.2万円 635.7万円
香川県 544.7万円 3,490.4万円 645.5万円
愛媛県 523.5万円 3,182.5万円 508.3万円
高知県 548.9万円 3,162.2万円 679.0万円

四国は建築費だけを見ると、全国平均よりやや低い水準になっており、
平均年収も同様に全国平均値よりも1割ほど低いラインに位置します。

自己資金に関しては、愛媛はそれほど多くありません。
徳島、香川、高知は、年収を超える自己資金を用意して注文住宅の建築に臨んでいます。

北部九州地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
福岡県 554.8万円 3,478.9万円 466.3万円
佐賀県 558.1万円 3,363.8万円 496.8万円
長崎県 703.9万円 3,407.7万円 571.0万円
熊本県 527.8万円 3,383.4万円 426.8万円
大分県 499.3万円 3,303.0万円 560.3万円

北部九州地方5県の中では、福岡県が経済規模で群を抜いていますが、
長崎の平均年収が多めですが、年収、建築費、自己資金のどれを見ても、特に突出した結果になっていません。

県ごとの経済規模や人口が、
家づくりの予算にあまり影響を与えていない点が北部九州の特徴と言えるでしょう。

南部九州地方の土地購入なし相場

平均年収 建築費 自己資金
宮崎県 595.6万円 3,136.9万円 412.8万円
鹿児島県 532.5万円 2,909.4万円 376.9万円
沖縄県 590.2万円 3,403.2万円 548.0万円

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全国各地の土地購入あり注文住宅の相場

土地購入も含む注文住宅の相場
先ほどの項目では、既に土地を所有し、注文住宅を建てた場合の相場をお伝えしました。
次に、土地も一緒に購入した場合の注文住宅の相場をお伝えします。

住宅を建てる時には原価として建材費や人件費がかかりますが、
全国どこに家を建てても極端に相場は変化しません。

人件費は地域によって多少差はあるものの、2倍ほどの違いはありません。

しかし、土地代は注文住宅を購入するエリアによって全く違ってきます。
東京の一等地と地方の郊外では、地価の差が10倍、100倍にもなるのです。

そこで、全国の土地購入あり注文住宅を購入した場合の相場はどのようになっているのか、
見ていきましょう。

以下、土地代も含めた住宅購入費用の全国平均をまとめた表です。

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
全国 639.3万円 3,010.6万円 1,444.9万円 412.3万円
三大都市圏 670.1万円 2,964.1万円 1,875.7万円 459.0万円
首都圏 709.4万円 2,911.7万円 2,220.9万円 508.7万円
近畿圏 638.6万円 2,965.4万円 1,693.1万円 429.6万円
東海圏 621.6万円 3,104.9万円 1,274.3万円 378.1万円
その他地域 601.3万円 3,068.1万円 912.3万円 354.6万円

まずは全国平均の数字を見てみましょう。
全国平均では、購入者の平均世帯年収は約600万円
土地を購入しない場合と大きな違いはありません。

建築費と土地取得費を合わせた金額は、4,400万円をわずかに上回る金額となっており、
当然ながら土地を購入しない場合よりも高いです。

一方で、自己資金はなんと410万円、土地を取得しない注文住宅の購入費よりもかなり少ない金額です。
ここから、注文住宅と土地の購入資金の大半をフラット35からの融資に頼っている実情が見えてきます。

土地を持っており、そこに注文住宅を建てられる人はそう多くいませんから、
金利がそれほど高くなくて安定した返済計画が立てられるフラット35こそ、
土地付き注文住宅の購入に適しているとも考えられます。

また、都市圏を中心としたエリア別の相場で見ると、
首都圏は全国平均を大きく上回る年収と土地取得費になっています。

一方で、首都圏の建築費は全国平均を下回っており、東海圏が最も高くなっています。
土地取得費を見ると、首都圏は全国平均を大きく上回るため、費用の大半が取られています。
結果として建築費にそれほど資金を回せないことが分かります。

首都圏といえども自己資金の金額は、
それほど大きな金額ではなく、全国的に大きな差はないようです。

首都圏とその他の地域の差を比較しても、160万円にも届きません。

北海道の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
北海道 666.0万円 3,210.1万円 955.4万円 404.8万円

土地が広大な北海道は、
土地取得費が全国平均の半分程度と、かなり低いことが特徴です。

平均年収、建築費に関しては全国平均とほぼ同程度、
土地購入なし注文住宅を購入した人の年収もほぼ同程度になっています。

あまり住宅にかけられる資金は多くないものの、土地が安いため、
建築費に関してはそこそこに費用をかけていると言えるでしょう。

東北地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
青森県 536.4万円 2,787.9万円 576.7万円 294.9万円
岩手県 564.7万円 2,835.5万円 760.1万円 261.4万円
宮城県 622.2万円 3,027.4万円 1,154.0万円 279.7万円
秋田県 556.9万円 2,783.1万円 542.0万円 268.9万円
山形県 625.5万円 3,063.6万円 795.7万円 321.7万円
福島県 639.4万円 3,242.2万円 960.9万円 342.4万円

東北地方も土地取得費は安いです。

この中では宮城県が東北地方の中心だけあって、土地取得費が高くなっています。

次いで福島県ですが、秋田と青森の土地取得費はとても安いです。
建築費はそこまで目立った差は見られません。

北関東信越地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
茨城県 568.7万円 3,061.3万円 768.7万円 285.0万円
栃木県 573.5万円 3,046.9万円 770.8万円 319.3万円
群馬県 539.6万円 3,029.6万円 775.4万円 285.5万円
新潟県 582.2万円 2,907.2万円 762.2万円 453.8万円
長野県 717.0万円 3,221.2万円 888.0万円 491.1万円
山梨県 587.5万円 2,869.1万円 771.3万円 344.1万円

北関東及び甲信越地方の水準を見ると、土地取得費に関してはいずれも800万円台前後と、驚くほどの差がありません

建築費も2,800万円から3,200万円前後と差が大きくないです。

総額が最も高いエリアは長野県、最も安いエリアは山梨県となっています。
長野県は土地購入なしの注文住宅もそうでしたが、住宅に関してかなりお金をかける傾向にあります。

茨城・栃木・群馬といった北関東エリアは、3県ともそう大きな差がない点も特徴でしょう。

南関東地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
埼玉県 649.2万円 3,037.6万円 1,689.0万円 415.5万円
千葉県 653.7万円 3,042.3万円 1,370.9万円 353.6万円
東京都 797.5万円 2,691.3万円 3,413.5万円 799.0万円
神奈川県 729.4万円 2,891.1万円 2,320.8万円 457.5万円

南関東エリアですが、
やはり東京の土地取得費は全国でもダントツと言える3,000万円オーバーのラインです。
建築費と合わせた金額は6,100万円を超え、
世帯平均年収も797万円と、全国水準を大きく上回っています。

東京都で注文住宅を購入するには、かなりの世帯年収がないと厳しいでしょう。

神奈川県も東京に次ぐ数字になっており、建築費と土地取得費を合わせた金額は5,200万円近くです。
これは全国でも2番目の数字です。
平均年収も730万円弱と、こちらもかなりの水準が求められます。

ただ、自己資金に関しては450万円程度と、全国水準とそう大きな差はありません。

埼玉と千葉を見ても、建築費と土地取得費を足して4,400万円から4,700万円の水準ですので、
注文住宅を購入するのは共稼ぎ世帯でなければ厳しいと言えます。

北陸地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
富山県 629.9万円 3,053.3万円 645.5万円 450.1万円
石川県 610.9万円 2,852.3万円 933.4万円 422.8万円
福井県 541.7万円 2,788.6万円 671.1万円 228.3万円

北陸地方は土地取得費がそれほど高くありませんが、
石川県は北陸新幹線開通の影響もあったのか1,000万円弱の数字になっています

建築費に関しては、どの県もそれほど大きな差はありません。
ただ、富山県は年収も高く、自己資金も多めに用意しています。

これもサンプル数がそれほど多くないため、
突出した人間が数字を押し上げている可能性があることを忘れてはいけません。

東海地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
岐阜県 557.7万円 3,013.0万円 817.5万円 293.6万円
静岡県 595.7万円 3,069.3万円 1,112.8万円 301.1万円
愛知県 677.1万円 3,177.3万円 1,704.8万円 453.2万円
三重県 586.9万円 3,075.8万円 864.9万円 420.3万円

東海地方では、愛知県の土地取得費が非常に高く、
土地と建築費を合わせた金額は4900万円に届きそうな数字になっています。

世帯年収も他の3県を大きく上回る数字になっており、
愛知県民が経済的に恵まれていることを語っています。

静岡県も新幹線が横断している影響か、土地取得費はやや高めになっています。

自己資金では岐阜県が非常に少ないのですが、
土地取得費が安い分、あまり自己資金を用意する傾向にないのかもしれません。

近畿地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
滋賀県 601.6万円 3,050.1万円 1,108.4万円 349.4万円
京都府 620.6万円 2,835.4万円 1,690.8万円 343.7万円
大阪府 667.4万円 2,874.1万円 2,007.3万円 463.6万円
兵庫県 629.0万円 3,054.3万円 1,603.4万円 428.5万円
奈良県 618.8万円 3,232.0万円 1,398.8万円 445.9万円
和歌山県 574.7万円 3,061.4万円 910.5万円 453.5万円

近畿地方では大阪府、京都府、兵庫県など、
土地取得費が全国平均を上回る水準の府県が目立っています。

一方で、土地取得費が高い大阪府は、
東京と同じように建築費にあまりお金をかけていないことが明確です。

注文住宅といっても土地代が高くなる分、
家にそこまでお金をかけられない経済事情がデータから伝わってきます。

注文住宅を購入した人の平均年収は、大阪府は650万円オーバーですが、
他の府県も570万円オーバーとなっており、全体的にやや高めの水準を保っています。

土地取得費を抑えたいのであれば、
京都や大阪に通いやすい滋賀県内西部の土地を購入するのが良いかもしれません。

中国地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
鳥取県 627.8万円 3,102.9万円 943.6万円 633.1万円
島根県 544.6万円 3,339.3万円 698.7万円 501.3万円
岡山県 639.0万円 3,301.3万円 1,061.7万円 450.1万円
広島県 609.3万円 3,086.6万円 1,172.3万円 458.9万円
山口県 595.9万円 3,253.9万円 869.4万円 380.1万円

中国地方を見ると、中国地方最大の都市を持つ広島県の土地取得費が1,100万円オーバーになっています。
逆に、島根県の土地取得費は際立って低いです。

建築費は低水準にあるものの、それでも他県とそう大きな差はありません。
土地にお金をかけずに大きな住宅を持ちたいのでしたら、島根は狙い目だと言えます。

岡山県も、土地と建物代を合わせて4,400万円に迫ることなどから、
住宅にお金をかける人が多い様子です。

四国地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
徳島県 548.7万円 2,914.5万円 779.6万円 471.3万円
香川県 552.4万円 2,997.5万円 785.5万円 491.6万円
愛媛県 583.1万円 2,943.2万円 1,030.7万円 442.2万円
高知県 606.7万円 2,911.1万円 928.3万円 551.6万円

四国の場合、世帯平均年収が600万円オーバーの県が高知で、
経済的に充実している家庭が多いのが特徴です。

愛媛県は1,000万円オーバーの土地取得費ですが、
他の県は700万円台から900万円台と、それほど高水準ではありません。

それでも、4県とも土地、住宅の建築費の合計額が3500万円を超えていますから、
ある程度は住宅購入にお金をかける風潮があるのでしょう。

自己資金の金額もそれなりに用意しています。

北部九州地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
福岡県 617.0万円 3,214.9万円 1,180.3万円 345.0万円
佐賀県 592.3万円 3,012.9万円 776.4万円 290.0万円
長崎県 567.4万円 3,022.1万円 854.6万円 343.4万円
熊本県 583.8万円 3,091.9万円 908.9万円 288.0万円
大分県 599.5万円 3,308.1万円 1,029.9万円 460.1万円

北部九州エリアを見ていきましょう。

この中で土地取得費が最も高いのは、やはり福岡県です。
ただし、他県と比べてダントツに高いというわけではなく、2割増程度の水準の高さです。

従って、北部九州エリアで最大の都市を有する福岡県に住宅を購入するのは、
そう難しいことではないのです。

また、全体的に見ても自己資金をあまり用意しない傾向にあり、
福岡県は建築費と土地取得費を足すと4,300万円以上にはなりますが、
自己資金は340万円強にすぎません。

住宅購入資金の大半をフラット35からの融資に頼っていることは明白です。
平均年収はそこまで低い水準ではないものの、
自己資金をあまり用意しない傾向にあるのは北部九州地方全体の特徴と言えるでしょう。

南九州地方の土地購入あり相場

平均年収 建築費 土地取得費 自己資金
宮崎県 565.8万円 2,936.4万円 827.6万円 351.4万円
鹿児島県 563.8万円 2,781.7万円 778.4万円 308.3万円
沖縄県 977.7万円 3,397.1万円 1,807.7万円 579.7万円

南九州及び沖縄を見ると、目を引くのは沖縄の平均年収と土地取得費の高さです。
明らかに南九州地方を上回る水準です。

沖縄は本州や九州とは違って経済的に充実し、
大変活気があることが住宅購入費の水準から伺えます。

建築費自体は決して高いわけではありませんが、
平均年収の高さは沖縄に富裕層が増えていることの証です。

土地取得費の基準も全国平均を大きく上回る数字になっており、
沖縄の地価がめざましく上昇していることが一目瞭然です。

沖縄で戸建注文住宅を購入するのは、なかなか容易なことではありません。

しかし、市場が活況を見せている沖縄だけに、
沖縄県内でビジネスを展開している人は収入増のさなかにあるとも考えられます。

まとめ

全国各地の注文住宅の相場を見てきましたが、
建築費に関しては全国的に大きな差は見られません

年収に応じて建築費が大きく変わってくるというわけでもありません。

目立った傾向としては、
土地購入費がかかる東京は建築費をあまりかけられないというあたりです。

土地購入費に関しては東京、神奈川が群を抜いており、
このエリアでの注文住宅の購入に関しては、
土地代をいかに捻出するのかがネックになりそうです。

自己資金をどれほど用意するかという点に関しては、
地方ごとに自己資金が多め、少なめの傾向は見て取れますが、
それでも数百万円程度の差であり、
住宅用資金全体における自己資金の割合があまり多くないことに変わりありません。

基本的には都道府県に住む人の年収に比例して、住宅購入費の総額が変わります。

際立っていたのは沖縄の年収の高さ、住宅にかける金額の大きさと言えるでしょう。
住宅購入費だけを見ても、日本で今、どの都道府県の景気が良いのかが分かる結果になりました。

建築費に関しては、土地購入ありの場合は2,700万円から3,500万円程。
土地を所有済みで購入しない場合は、3,000万円から4,200万円が平均的なラインと言えます。
自分が購入する注文住宅が相場通りなのかを見極めながら、適切な予算計画を立てましょう

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絶対知っておくべき住宅会社の選び方

家を建てるのは、一生に一度の大きな買い物。一大決心して買った注文住宅。 でも、いざ住宅が完成してみたら「思っていたのと違う・・・」 というギャップを感じた人は大変多いそうです。 適正価格でイメージ通りの家づくりをすることは、難しいことなのでしょうか? いいえ、正しい情報を得て、しっかりと比較し、自分に合った住宅会社を選択することで、 夢のマイホームを適正価格でイメージ通りに建てることができます。 ではどのように情報を集めて、比較をすればいいのでしょうか?
理想の家づくりを実現へ!かしこく情報収集する方法
  • 住宅展示場へ行く
  • ネットの情報をもとに問い合わせをする
  • チラシやTVCMで見た業者のモデルハウスへ行く
  • 住宅情報の雑誌を見て資料請求する
  • ネットで資料請求する
どれも家づくりの情報収集に有効な手段ですが、それぞれの方法にメリット注意点があります。
住宅展示場へ行く
メリット
・メーカーや工務店の建築実例を実際に目で見ることができる ・一度に多くのメーカー・工務店のモデルハウスを見ることができる
注意点
・住宅展示場に展示されているのは、大手の限られたメーカーや工務店のみ ・衝動的に依頼する会社を決めてしまうパターンが多い ・担当営業がついて、営業の電話や訪問が繰り返される
検討材料や情報収集の場と割り切り、強い意志を持って行く

ネットの情報をもとに問い合わせをする

メリット
・スマホやPCで、どこからでも簡単に情報を得ることができる
注意点
・情報のかたよりがある(ネットに掲載されていない業者も多くある) ・膨大な情報量の中から、本当に優良な業者を見つけるのが困難
ネットで見つけたメーカー・工務店の中には、古い情報を掲載していたり、
間違った情報を載せている会社もあるかもしれない、と心構えをもっておく。

チラシやTVCMで見た業者のモデルハウスへ行く

メリット
・気になる住宅会社が実際に建てた家の中を、じっくりと見ることができる
注意点
・断りにくくなり、なし崩し的に商談が進んでしまうことも ・大手だからと安心していたら、ひどい担当者に当たってしまった
大手だから安心、と盲目的に考えるのはNG。 担当者との相性や、協力会社の質や価格帯も異なるため、地域によって価格や対応に大きな差が出ることもあります。
住宅情報の雑誌を見て資料請求する
メリット
・広告を載せている住宅会社から、気になる業者を選んでコンタクトが取れる
注意点
・住宅情報誌に掲載する会社は、広告費を多くかけている分、坪単価が高くなる傾向がある。
単価増の可能性も含めて気に入った会社があれば、問題ないでしょう。
ネットで資料請求する
メリット
・自宅で簡単に請求ができる ・無料で資料請求できる(サービスによっては一括請求できる)
注意点
・業者によっては営業電話がくることも
営業電話がなく、あなたに合ったプランを提示してくれる優良な資料請求サービスがある
最も効率よく安心して家づくりの情報を得る方法
自分に合った優良な会社を探す一番手軽で効率の良い方法があります。 それは 資料を一括請求すること 一括請求のメリットは、とにかく気軽であること。そして、じっくりと比較ができること。 「営業がない」と評判で、充実した資料を送ってくれる一括資料請求サービスを見つけました。 タウンライフ家づくりというサイトですが、私の会社のお客様からよくタウンライフの評判を伺うので、
どんなものか気になって、実際に資料を請求して検証してみました。 間取りから土地探しまで無料で探します
本当に3分で依頼完了するのかも気になりますね。
細かい項目を選択しますが、サクサク選択できて無事請求完了しました。本当に3分ちょっとで完了しました(笑)

タウンライフ家づくりがイチオシな理由

  • 無料
仲介手数料やその他費用を払う必要ナシ
  • 資料請求が簡単
3分で資料請求できて、後日メールで資料が届くから貴重な時間を取られない
  • 営業がない
電話や訪問営業をされる心配がない (※検証・ネット口コミ・評判による情報)
  • 間取りプランがもらえる
希望に応じた間取りプランがもらえて、家づくりが具体化する
  • 詳細な見積りがもらえる
間取りプランをもとにした実際にかかる建築費用の目安がわかる
  • 資金計画書がもらえる
見積りを基にした、現実的な資金計画書がもらえる
他のサイトのサービスと比べても、タウンライフの一括資料請求は内容がかなり充実しています。 何より、間取りプラン、見積り、資金計画書が具体的で 他のサイトで資料請求した時よりも、家づくりのイメージがわきやすい点もポイントですね。
※坪単価で建築費用を計算するのは注意が必要 よく目にする有名ハウスメーカーや工務店の参考坪単価は、オプション、設備のグレード、付帯工事などが含まれず、実際にトータルでかかる費用と大きな差が出てしまいます。それに比べてタウンライフで請求した資料は、実際の建築費がトータルで見積もられているため、よりリアルな数字を把握することができます
大手ハウスメーカーから、地元に根付いた工務店まで、
全国890社以上の会社が登録されています。 厳格な国家基準をクリアした信頼ある住宅会社のみが掲載されているため、
安心して利用できるのも大きな特徴だと思いました。 ネットで口コミを見かけても、好意的な評判が多いです。 注文住宅が気になる方は、タウンライフ家づくりを是非ご覧になってみてください。 ↓ ↓ ↓管理人のおすすめサイトはこちら↓ ↓ ↓

すべての人がよい住宅を望み、
すべての不動産会社がよい住宅を謳っているにも関わらず、
住宅で失敗する人が後を絶えないのはなぜでしょうか?

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家づくりを成功させる秘訣をお教えします!

家づくりを成功させるには、最も大切なポイントがあります。それは、「自分に合った正しい業者選び」を行うことです。ここでつまづいてしまっては、大金をはたいて建てた家が、不満だらけのマイホームになってしまう恐れがあります。

家づくりに成功した人がやっていた!優良〇〇〇〇とは?

満足できる家づくりをするには、根気よく自分の希望に沿った業者を選ぶこと。良い業者に出会えるかどうかは、家づくりを始める前の準備段階にかかっています。

「まず、何をしたらよいのか?」と迷っている方や、情報を集めてみたものの、迷うことだらけでなかなか先に進めない、という方は、是非この記事をご覧ください。

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