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平屋?2階建て3階建て?住みやすい建物の階数とは

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2階建てにするか、3階建てにするか、はたまた平屋の家を建てるか・・・
注文住宅の間取りを考える際に、最初に悩むポイントになるのではないでしょうか?

注文住宅の約9割りは2階建て

日本の住宅の9割は二階建て

日本の主な注文住宅には平屋建て(1階)、2階建て、3階建てとあります。
実はそのうちの約90%は2階建てが占めています。

ここでは、1~3階の各建物について、特徴や建てるときのポイントを簡単にご紹介します。

ところが、都内23区になると、3階建てを選ぶ方が35~40%ぐらいまで増えてくるのです。

地価が高く敷地の広さが限られている都内で、
少しでも土地を有効に活用しようと思えば、2階建てより3階建てを選ぶのは当然といえるでしょう。

平屋建て住宅:採光と風の抜け方に注意が必要

平屋建ての注文住宅

私がハウスメーカーの営業マンだった頃にも、
平屋住宅の建築を希望するお客様を何度か担当させていただきました。

平屋住宅は階段を使った上下の昇り降りがないので移動がラクだったり、
部屋が階層で分断されていないおかげで、
家族の気配を感じながら暮らせたりするなど、
1階建てならではの魅力があります。

また2階からの荷重がないぶん、
地震や台風などの自然災害に対して強い建物になりやすいのもメリットといえるでしょう。
そんな独自の魅力がある平屋を建てる際のポイントは3つあります。

1)平面的な居住空間を活かす動線

平屋住宅は1階建てですから、
リビングダイニング、キッチン、ベッドルーム、バスルームなど、
部屋のすべてが同じ階に収まります。

したがって、各部屋を繋ぐ廊下の長さと動線の作り方がポイントになります。

また、生活空間が平面である点を活かして、
部屋と庭との間に一体感を持たせることができるほか、
部屋や廊下の繋がりに段差のないバリアフリー環境住宅が構築しやすい
という利点もあります。

平屋建て住宅は足腰が弱くなったお年寄りにもおすすめの建物なのです。

2)家の奥まで光を採り込むための工夫をする

平屋住宅は1階建てですから、陽の当たる南側が1面しかありません。

これが2階建てであれば、
1階・2階の2面ぶんがあります。

そのため、平屋住宅は光の当たり方、風の抜け方に関しては、
2階建て住宅・3階建て住宅よりも工夫が求められます

たとえば、平屋住宅の中央にできた部屋は陽の光が届きにくくなります。

極端なことを言うと、天気のいい日中でも薄暗い部屋になってしまうのです。

かといって中央に部屋ができないよう細長い平屋にしてしまうと、
陽当たりは解消されるものの、どうしても廊下が長くなり、
結果的に動線も長くなってしまいます。

そもそも敷地が長くなければ、長い平屋建ても実現できません。

陽当たりに関する問題を解消するには、
その部屋に合った採光計画が必要です。

具体例から採光と風通しの問題解決を紹介

具体例として、以前私が担当した群馬県沼田市のお客様のケースをご紹介しましょう。

そのお客様は畑だった土地に40坪の平屋を建てることを希望されていました。

そこで苦労したのが、やはり光の採り込み方でした。

40坪の平屋ですと、外周にある窓から
家の中央部までは光がほとんど届きません。

これは部屋の配置を工夫しただけではなかなか解消できない問題です。

なにしろ天気の良い日でも部屋が薄暗いくらいですから、
曇りや雨の日はもっと暗くなってしまいます。

これを解消したのが天窓ハイサイドウインドウです

ハイサイドウインドウとは、
天井付近に設置される横に長い窓のことで、高窓とも呼ばれます。

窓が高い位置にあるために光の入りもよく、
風通しの面でも効果的
です。

こういった天窓やハイサイドウインドウ以外にも、
中庭を作ってそこから陽の光を採り入れる解決方法もあります。

間取りにアクセントがつくことや風通しが良くなることも考えると、
中庭を作るのは一石二鳥、場合によっては一石三鳥になるでしょう。

3)建物が低いからこそ外観のデザインに凝る

平屋住宅は建物の高さがないため、
工夫をしないで建ててしまうと、
見る人にのっぺりとしたフラットな印象を与えてしまいます

平屋を建てる場合は、
敷地の広さに余裕のある場合が多いですから、
広い敷地に対して特徴のない建物を建ててしまうと、
フラットなイメージがますます強くなってしまうのです。

これを解消するには、
たとえば昔の日本家屋のように
趣のある純和風のデザインにするとか、

中庭を囲むコの字型の建物にするなど、
工夫しだいで飽きのこない外観に仕上げられます。

ほかにも、天井の高い家にする、
採光を兼ねた越屋根(採光のために屋根の上に作る小さな屋根のこと)を作る
などの工夫でも見た目の印象は変わります。

2階建て住宅:注文建築で最も要望の多い建て方

二階建ての注文住宅

上でも述べましたように、
注文住宅の約80%は2階建ての家です。

2階建ては構造的にも間取り的にも、費用的にも一般的で、
ハウスメーカーにもたくさんのノウハウがありますので、
建てやすい家といえるでしょう。

ポイントになるのは、階段と廊下の配置、
そしてプライベートとパブリック空間を1階・2階でどう分けるか
です。

1)間取りにおいて、洗濯用の家事動線は慎重に

洗濯は料理などと同様に毎日するものです。

したがって、動線を良く考えないと
洗濯機から物干し場までの長い距離を毎日歩くはめになります。

しかも、経路に階段の昇り降りが含まれると、
体力的にも辛くなってしまうのです。

それでも、体力のある若いうちなら
多少離れた動線でも耐えられるかもしれません。

しかし、20年後、30年後の体力が落ちたときのことを考えると、
洗濯機と物干し場は同じ階にあることが望ましいのです。

私の知り合いにも、せっかく2階に物干し場を作ったのに、
歳を取ったら2階まで洗濯物を運ぶのが大変になり、
結局1階のリビングで室内干しをしているという方がいらっしゃいます。これは大変残念なことです。

ただ、1階に庭があるなら、
1階で洗濯してそのまま庭で干すこともできますから、
そういった動線の切り替えも見据えておきましょう。

2)スペースに余裕がある場合は水回りを1・2階に作る間取りがベスト

水回りのなかでも洗面台とトイレについては、
床面積に余裕があるなら1・2階の両方に作ると便利です。

2階にいるときにちょっと手を洗ったり、
掃除で雑巾を絞るたびに1階に降りたりするのでは何かと不便です。

これはトイレも同様でしょう。

通勤・通学の時間が重なる朝は、
その利便性を強く実感できるはずです。

3階建て住宅:2階建てよりも建築は難しいがメリットも多い

3階建ての注文住宅

建ぺい率・容積率などは用途地域の制限しだいですが、
敷地を最大限に活かしたいなら、
2階建てよりも3階建てのほうをおすすめします。

なぜなら、たとえ狭小地であっても、
建物を上に伸ばすことで手軽に床面積を増やすことができるからです。

部屋数が足りなくて建て替えを検討するときも、
2階建てを3階建てにするだけで問題が解決できる場合も多くあります。

ただし、3階建てはメリットばかりではありません

注意点も含めて以下のポイントを確認してみてください。

1)構造的な制約と法的な規制が加わる

個人的な経験からいいますと、
3階建ては2階建てよりも5倍ぐらい建てるのが難しいと感じています。

なぜかというと、まずは構造的な制約が加わりやすいことが挙げられます。

2階建てと3階建てでは、構造躯体も大きく違いますから、
柱が減らしにくいなどの理由で、間取りにも多少制約が出てきます。

当然、さまざまな法的規制もあります。

2)プライベート・パブリック空間の分け方には工夫が必要

3階建て住宅は2階建て住宅よりも
プライベートとパブリック空間の分け方をよく考えておかないと、
かえって住みにくい家になってしまいます。

たとえば1階をパブリック空間、
2・3階をプライベート空間とした場合は、
3階に個室があると1階への行き来が増えます。

2階ぶんのフロアを上下するのは、お年寄りには辛いでしょう。

この解決策のひとつは、2階をパブリック空間にすることです。

1・3階をプライベート空間にすることで、
行き来の多いパブリック空間まで1階ぶんの移動で済みます。

予算的に余裕があるなら、
20~30年後の体力が落ちたときのことを考えて、
最初からエレベーターを設置しておくと安心でしょう。

エレベーターを設置することで解決できる動線もあるのです。

3)陽の当たりにくい1階向けの採光計画を練る

3階建て住宅は、建物の高さが9~10mぐらいになるため、
1階の陽当たりが悪くなることがあります

そもそも3階建てを検討する場合は狭小地のことが多いですから、
周囲が建物で囲まれていると、
なおさら陽当たりが悪くなってしまうのです。

陽が当たらないと冬場は結露の問題も考えないといけません。

陽当たりが悪い建物の1階を明るくする方法はいくつかあります。

そのなかでも手軽なのは、2階のベランダに天窓を作り
そこから光を採り込むことです。

または1階にハイサイドウインドウを入れるのも良いでしょう。

大手ハウスメーカー営業マン時代のエピソード

これは私の過去の失敗例ですが、
陽当たりに関係したお客さんのエピソードに、
こんなことがありました。

そのお客様は建て替えにあたり、
3階建ての3階部分をパブリック空間にしたいとおっしゃいました。

そこは狭小地だったので、
お客様は一番陽の当たる3階に明るく居心地のいいリビングやダイニングを作りたかったのです。

ところが予算の関係でエレベーターを作ることができなかったために、
食事やお風呂のたびに3階まで上がらなければならず、
毎日の暮らしが少しずつ辛くなっていった
とのことでした。

毎日の生活のなかで、どんなことに苦労をするようになるのかは、
建てる前に良く考えておかないと見逃してしまいます。

一見単純に思える動線は、
日々の生活に大きな影響を与える
非常に大切なものであることがよくわかるでしょう。

私もエレベーターを設置することを
強くおすすめするべきであったと反省したしだいです。

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理想の家づくりを実現へ!かしこく情報収集する方法
  • 住宅展示場へ行く
  • ネットの情報をもとに問い合わせをする
  • チラシやTVCMで見た業者のモデルハウスへ行く
  • 住宅情報の雑誌を見て資料請求する
  • ネットで資料請求する
どれも家づくりの情報収集に有効な手段ですが、それぞれの方法にメリット注意点があります。
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注意点
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