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当サイトの管理人について

はじめまして。
当サイトをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
管理人の田中良樹と申します。

ここでは私の経歴などについて簡単にご紹介します。

このサイトのテーマである注文住宅とは直接関係のない内容ですが、
お暇なときにでも読んでいただければ幸いです。

私は1996年に某大学の理系学部を卒業後、大手ハウスメーカーに就職しました。
実家が工務店ということもあって、幼いころから家づくりに対して興味があったのです。

ただ、大工になりたかったわけではなく、
また経営者になるのも荷が重く感じたので、
家業を継ぐつもりはありませんでした。

それよりも
「大学で学んだ知識をハウスメーカーでいかしてみたい」
「大きな建築現場で現場監督をやってみたい」
といった動機で就職先を決めました。

入社後は、密かに希望していた技術係の部署へは配属されず、
営業部署にまわされてしまいました。

しかも、地理にあまり明るくなかった、神奈川県南部にある支店への配属です。

通常、新入社員は社内で研修を終えると、
住宅展示場などでお客様をご案内することが多いのですが、
私は営業マンとして、さまざまなお客様のお宅を訪問することになりました。

仕事の内容はいわゆる飛び込み営業です。

担当である湘南や平塚エリアに建つ古い木造の家を一軒ずつ訪ねては、
建て替えやリフォームのご案内をしていました。

仕事を始めた頃は営業経験が乏しかったことに加え、
今ほど家に関する知識もなかったため、
いろいろと苦労をしたことを覚えています。

これは土地勘のない地域での仕事であったことも大きな理由かもしれません。

ところが、毎日のように家を見て歩き、いろいろなお客様とお話しをするうちに、
家の良し悪しに加えて、
家を建てることの難しさと楽しさをしだいに理解できるようになったのです。

営業を始めて１年後、ようやく住宅展示場を担当することになりました。
飛び込み営業でつちかった経験や知識は住宅展示場でのご案内にいかせることも多く、
足が棒になるほど各地を歩き回った苦労が報われたことを実感しました。

結局、技術系の仕事に携われないまま営業ひとすじで約20年間勤め、
担当した注文住宅の数は合計で230棟近くになります。

おかげさまで営業課長に昇進することができ、
販売成績を認められて社内で表彰されたことも良い思い出です。

今にして思えば、技術職よりも営業の現場のほうが、自分には合っていたのかもしれません。

そんななか、父親が高齢で仕事を続けることが困難になり、
その代わりとして私が家業の工務店を継ぐことになりました。

お世話になった職場や仲間に後ろ髪を引かれながら、
20年間勤めた会社を2016年に退職。

今は小さな工務店の２代目社長として働いています。

しかし、ハウスメーカー時代に積んだ経験は、今もかけがえのない財産です。

今回このサイトを立ち上げた理由は、家づくりの現場を長年見ているうちに、
この仕事は「お客様を幸せにすることが大事だ」と改めて気づいたからです。

そのためには私の20年以上の経験をまとめ、それをお伝えすることで皆様の家づくりに
少しでも役立てていただくことが一番だと考えました。

ひとくちに「注文住宅を建てる」といっても、これは本当に奥深いもので、
考えなければいけないことや注意をしなければいけないことがたくさんあります。

注文住宅はフルオーダーの世界です。

家を建てるのに必要な部材は、自動車の実に100倍以上の種類があるともいわれます。

もちろん、部材の種類や特徴、性能などを全部理解する必要はありません。

ただ、納得のいく家を建てようと思うなら、
施主さんにもそれなりの知識があったほうが良いことは間違いないでしょう。

よほどの資産家でもない限り、家は一生に一度しか建てられない高価な買い物です。
気に入らない家を建ててしまったからといって、簡単に買いなおせるものでもありません。

後悔のない家づくりをするためには、
家族でじっくり話し合ったり、家に関する情報を調べたりする時間も大切です。

このサイトは社長業の合間に運営していることに加え、
私がパソコンに不慣れなことから、更新時期は不定期になってしまうと思いますが、
掲載した情報が皆様のより良い家づくりの一助となれれば幸いです。

管理人・田中