三井ホームは、性能や機能性の優れた注文住宅を建てられる大手住宅メーカーです。
耐震性や耐久性に優れた強い家で、長く快適に暮らせる住まいづくりができます。
ここでは、三井ホームの注文住宅のメリットや特徴、
採用されている工法や坪単価などについて紹介しています。
三井ホームで建てる注文住宅のことを深く理解でき、
自分に合った住宅メーカー選びがしやすくなりますので、参考にご覧ください。
三井ホームで建てる注文住宅のメリット
三井ホームの注文住宅は、他のメーカーにはないメリットがたくさんあります。
ここでは、そのメリットについて、一つひとつ確認していきましょう。
震度7に連続60回耐え抜いた注文住宅を建てている
三井ホームで建てる新築住宅は、耐震性が優れていて、
大地震にも繰り返す余震にも強い住まいです。
最新の耐震実験では、震度7に60回も耐えました(プレミアム・モノコックG)。
実際に起きた地震よりも、過酷な耐震実験をおこない安心・安全な住宅を目指しています。
剛性の高い一体構造の家なので、地震から大切な家族と財産を守ります。
快適に暮らせる高い遮音性能を持つ新築住宅を建てられる
三井ホームの注文住宅は、遮音性能が高いため静かで快適な暮らしができます。
BSウォールが外部からの騒音の侵入を抑制し、遮音配慮間仕切り壁や
制震バーを設けた遮音床構造の標準設定などのさまざまな技術・設備により、
騒音や生活音を低減して快適な住まいを実現しています。
健康空調システムで家の中は快適に
三井ホームの建てる新築住宅では、健康空調システム「スマートブリーズ」を採用しています。
スマートブリーズは、温度・湿度・空気をコントロールでき、
高性能フィルターがホコリや花粉、カビの胞子を取り除きます。
部屋間ごとの温度差が少ないためヒートショックの危険を回避できますし、
インフルエンザウイルスの生存率を低減可能です。
ホコリが少なくなるため日頃の掃除もラクになります。
小さな子どもからお年寄りまで安心して暮らせる、清潔な住まいの実現が可能です。
高断熱・高遮熱を実現する新築の家
三井ホームで建てる新築住宅は、高断熱・高遮熱の住まいです。
以下の技術・設備により、1年を通して快適に暮らせます。
断熱性能も優れた「DSP」
2.4トンの重荷に耐えるオリジナル部材のDSPは、
ビーズ法ポリスチレンフォームが挟まっているため優れた断熱性能も備えています。
三井ホームの家では、屋根の断熱構造材として標準採用しています。
高性能断熱材「ロックウール」
三井ホームの建てる家には、一般的なグラスウールよりも断熱性が約1.3倍高い
ロックウールを採用しています。
ロックウールは、断熱性が高いだけでなく、優れた耐水性や耐火性、施工性を持つ断熱材です。
「アルミクラッド樹脂サッシ」と「高遮熱Low-Eガラス」
三井ホームの注文住宅では、室内側のサッシ枠に、アルミクラッド樹脂サッシを
採用していて、結露発生を抑えます。
また、2枚のガラスの間にアルゴンガスを充填した高遮熱Low-Eガラスを使うことで、
高断熱・高遮熱を実現しています。
快適な室温をつくりだし、冷暖房の負荷を軽減可能です。
建物長期サポートシステム「キープウェル」
三井ホームで建てた新築住宅は、引渡し後10年ごとの点検と
メンテナンス工事で、長期にわたりサポートをします。
具体的には、以下2つの点検・保証システムが用意されています。
60年点検システム
マイホーム引渡し後、10年ごと60年にわたり点検を実施して、
品質や性能を管理します。2年、10年、20年、30年点検は無料です。
30年保証システム
点検をした結果、必要なメンテナンス工事(有償)
を実施することで、基礎と構造躯体を最長30年間保証します。
安心10年再保証システム「リ・ブライト」
マイホームを売却する際、
三井ホームが必要と認めたメンテナンス工事(有償)を実施すれば、
再保証してくれる制度がリ・ブライトです。再保証により、売却がしやすくなります。
365日24時間体制の三井ホームオーナーズデスク
三井ホームでは、いつでも住まいに関する問い合わせや相談に対応できるように、
365日24時間体制で三井ホームオーナーズデスクを開設しています。
入居後も、困ったことがあればいつでも相談が可能です。
優れた耐火性で家族と財産を守る
三井ホームで建てる注文住宅は、優れた耐火性でもらい火や延焼をくいとめ、
大切な家族や財産を守ります。
また、火災保険料も安いお得な住まいを実現しています。
もらい火から守る「BS(ブロック&シームレス)ウォール」
三井ホームでは、もらい火から住まいを守るために、
独自のBSウォールを採用しています。
一般的なサイディング外壁よりも耐火性が優れ、類焼を防ぎます。
燃え広がりを防ぐ「ファイヤーストップ構造」
火の通り道となる壁の内側や天井裏を、ファイヤーストップ材によって
シャットアウトする、ファイヤーストップ構造を採用しています。
延焼を遅らせ、避難する時間を確保します。
省令準耐火建物で火災保険料もお得
三井ホームで建てる新築住宅は、省令準耐火建物であるため、
一般的な木造住宅に比べて火災保険料が半額以下となります。
コストを抑えることができ経済的です。
いつまでも安心・安全が続く優れた耐久性はぜひ比較検討を
三井ホームでは、優れた耐久性により、親から子へ、
子から孫へと暮らし継がれる住まいを実現しています。
湿気やシロアリを防ぎ、優れた耐久性を保つ技術は以下のとおりです。
低含水率木材
三井ホームは、圧縮強度が高く、反りや変形の可能性が少ない
低含水率木材を使って家づくりをしています。
湿気を遮断する「BSウォール」
調湿機能が優れたBSウォールを採用しています。
外部からの湿気はVFフェルトがブロックし、
内部からの湿気はベーパーバリアが遮断するため、
壁内に湿気を呼び込むことを防げます。
シロアリ対策
三井ホームは万全のシロアリ対策も施しています。
マットスラブによってシロアリの侵入を防ぎ、
適切な防蟻処理によって基礎下からのシロアリの侵入を徹底的に防ぎます。
また、1階床土台にインサイジング加工等による防腐・
防蟻処理をおこない、基礎天端から1mの構造材部分にまで薬剤処理をしています。
三井ホームの住まいのこだわりや特徴
ここでは、三井ホームで建てる新築住宅の
こだわりや特徴について見ていきましょう。
優れた基本性能で長期優良住宅にも対応
三井ホームで建てる新築住宅は、住宅性能表示の
- 「構造の安定」
- 「劣化の軽減」
- 「空気環境」
- 「維持管理・更新への配慮」
- 「温熱環境・エネルギー消費量に関する性能」
の5分野7項目で最高等級を誇ります。
また、標準仕様で長期優良住宅に対応しているため、
住宅ローン控除や不動産取得税など、さまざまな税制上のメリットがあるためお得です。
エネルギーコストゼロの暮らし「ZEH」に対応
三井ホームの家では、太陽光発電システムによる創エネや、
HEMSや燃料電池などの省エネ、電力のロスを防ぐ断熱性により、
年間のエネルギー収支をゼロ以下にすることが可能です。
標準仕様でZEH基準をクリアしており、
エネルギーの無駄を減らし、光熱費の削減ができます。
マイホーム売却時の買取保証「売却安心システム」
三井ホームで建てた注文住宅であれば、
マイホームを売却することになっても「売却安心システム」が利用できます。
売却安心システムとは、三井ホームグループの三井ホームエステートが仲介し、
売却できなかった場合には買い取ってくれるシステムのことです。
「買い手が見つからなくて売却できないのでは。」と心配している人でも、
買取保証があるため安心です。
三井ホームで採用されている工法
三井ホームでは、地震に強く大空間を実現できる
「プレミアム・モノコック構法」や「Gウォール構法」、
「Gフレーム構法」を採用しています。
ここでは、それぞれの構法の特徴について見ていきましょう。
壁面で衝撃を分散・吸収する「プレミアム・モノコック構法」
三井ホームで建てる新築住宅は、プレミアム・モノコック構法を採用しています。
プレミアム・モノコック構法は、6面体を1単位とした枠組壁工法に、
オリジナルのBSウォールやマットスラブ、DSPを加えた最新構法のことです。
壁面で衝撃を分散・吸収できるため強固な家づくりを実現できます。
それぞれの構法・技術の特徴は以下のとおりです。
超剛性ベタ基礎「マットスラブ」
三井ホームの家は、従来比2倍以上の鉄筋量を備えた
超剛性ベタ基礎のマットスラブを採用しています。
マットスラブは、一般的な住宅で採用される布基礎とは異なり、
荷重を分散させる面構造であり、鉄筋量も多く頑丈なのが特徴です。
高い剛性「ダイアフラム」
プレミアム・モノコック構法は、6面体で構成された構造で、
面材と枠組材が釘接合で一体化しているため高い剛性を発揮します。
力が特定の箇所に集中しないため変形を防ぎます。
2.4トンの重荷に耐える「DSP(ダブルシールドパネル)」
オリジナル部材のDSPを採用しています。
DSPは高い構造耐力と優れた断熱性能を持ち合わせており、
強固で快適な住まいを実現します。
災害に強い「BSW(ブロック・アンド・シームレスウォール)」
独自開発した外壁BSウォールは、耐衝撃性・遮音性・
耐火性・防水性に優れており、外部からの熱や音の侵入を抑制します。
一体化して強固な構造躯体を構築「高性能金物」
三井ホームでは独自開発したコネックなどの
高性能金物を使用し、床や壁、屋根の六面体を筋結しています。
このように、さまざまな技術を結集させた構法が、
三井ホームのプレミアム・モノコック構法です。
開放的な大空間を可能にする「Gウォール構法」
三井ホームの新築住宅は、Gウォール構法により、
開放的な大空間の住まいを実現できます。
Gウォール構法は、高強度耐力壁のGウォールや床梁構造、
オリジナルのトラス架構などを採用したものです。
Gウォールは、従来のツーバイフォー構法の壁の
2倍以上の強さがあり、広々とした大空間をつくれます。
大空間がつくれることで、間取り変更やリフォームも自由にできます。
最大約7.3mまで全面開口できる「Gフレーム構法」
一般的な木造住宅の最大開口は約4mですが、
三井ホームのGフレーム構法は最大約7.3mまで広げることが可能です。
優れた強度を持つヘビーティンバーを柱や梁に使用し、
ラーメン構造のGフレームによって、最大の開口を実現しています。
三井ホームの注文住宅の坪単価・見積もり
三井ホームで建てる注文住宅の坪単価は、75万円〜95万円程度です。
多くの住宅メーカーがある中で、高めな相場と言えます。
しかし、坪単価30万円前後のローコスト住宅よりも、
クオリティが高く、サポートも充実した家を建てることが可能です。
大開口で可変性もあり、将来のリフォームもしやすいですし、
優れた耐久性により、親から子へと住み継ぐこともできます。
性能や機能性を考えれば、妥当な価格と考えられるでしょう。
三井ホームの実績
三井ホームは、年間施工数が3,705棟で新築売上高が約1,699億円(2017年)でした。
住宅メーカーの中でも価格は高めですが、
毎年多くの家族が三井ホームで家を建てています。
日本で生活をしていく以上、自然災害、特に地震の脅威を避けることは難しいです。例えば熊本県は九州なので大きな地震が起こりにくいと言われていましたが、実際には震度7の地震により、数多くの建物が被害を受けました。どこに住んでいても、地震が起こることに対するリスク対策は、考えておく必要があります。
三井ホームさんの住宅は非常に耐震性能が高いことが、注文住宅業界でもよく知られています。震度7の地震に対しても、これほどやるかと言われるまでの試験を実施して、高い耐震性能を実現しています。実際に耐震性能を気にされるお客様が、三井ホームさんの話を聞くと「ここまでやっているならば、大丈夫だろう:と感じることが多いようですし、希望すればどのような耐震テストを行っているかも、見せてもらうこともできるようです。
せっかく建てた新築住宅が、たとえ地震保険に入っていたとしても、すぐに壊れてしまっては悲しいもの。安全とそして安心にお金を払いたいのであれば、三井ホームさんを選ぶというのは、かなり良い選択肢でしょう。