三菱地所ホームの注文住宅の特徴として、部屋ごとに異なる温度に設定することができる全館空調システムの設置が標準仕様となっている点が挙げられます。
三菱地所ホームの全館空調システム
この全館空調システムは部屋ごとに設定温度を変えられるという機能の他にも室内の埃や化学物質を屋外に排出する一方で外気を取り入れる際には花粉やカビの胞子の97%をカットできるという高い換気能力も擁しています。
その上、三菱地所ホームでは全館空調システムによって年間の冷暖房費を約30%も節約できるというシミュレーション結果を公表しています。
このように部屋ごとに設定温度を変えることが可能で、質の高い換気も実現でき、その上で冷暖房費の節約も実現できる理由は、単に全館空調システムが高品質だからというだけではありません。
全館空調システムの品質の高さに加えて、住居そのものの気密性能や断熱性能の高さというバックボーンがあって初めて全館空調システムの品質の高さが活かされているのです。
ツーバイフォー=木造枠組壁構法
こうした気密性能や断熱性能の高い住宅の建築を実現させている三菱地所ホームの注文住宅の工法が木造のツーバイフォー工法です。
木造建築の従来の工法であった木造軸組構法が柱や梁で住宅を支える線構造で、構造体自体に壁が無いのに対し、ツーバイフォーは別名が木造枠組壁構法と言われるように予め壁を囲む形で住宅を支える構造となっています。
そのため、従来工法よりも隙間ができにくく構造体自体の気密性能が高まりやすい工法なのです。
また、ツーバイフォー工法では、それ自体が断熱性能が高い木材による壁面である上に、壁の中に筋交いなどの材料が入っていないため壁面への断熱施工も容易になり、断熱性能も高めやすいのです。
このようなツーバイフォー工法の高い水準の気密性能や断熱性能によって、全館空調システムの高品質な機能を最大限活用することができる点が三菱地所ホームの注文住宅の特徴で、こうした特徴を踏まえて、設計の際に室内の壁やドアによる仕切りを極力少なくしたり、吹き抜けを設けるといった空間を有効活用できるレイアウトや、効率的な空気の流れを実現させる間取りも検討できる点に三菱地所ホームの注文住宅のメリットがあるのです。