大成建設ハウジングは、東証一部上場の大成建設株式会社が100%出資する会社で、
災害に強い家づくりを得意とする住宅メーカーです。
注文住宅の「パルコン」は、鉄筋コンクリート造で大成建設の技術を結集させてつくっています。
ここでは、大成建設ハウジングのメリットや特徴、こだわり、工法、坪単価、実績などについて
紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
大成建設ハウジングで建てる注文住宅のメリットや特徴
大成建設ハウジングの新築住宅には、どのようなメリット・特徴があるか確認をしていきましょう。
メリットや特徴を把握することで、他の住宅メーカーとも比較がしやすくなります。
火に強い注文住宅を実現
大成建設ハウジングの建てる新築住宅のコンクリートパネルは、
優れた耐火性能を誇り、延焼をくい止めます。
2時間耐火の基準を余裕でクリアし、
延焼遮断帯として外部からの火にしっかりと耐えることが可能です。
また、内部出火にも強さを発揮し、各室への燃え広がりを防ぎます。
万が一、火災が起きても延焼や崩壊を防ぐため、家族が避難する時間を確保することができます。
劣化に強い家を建てるハウスメーカー
新築住宅は、コンクリートパネルの耐久性能は36N/mm2の強度に支えられており、
耐久性に優れ劣化に強いのが特徴です。
材料や設計、生産や施工など、細かい部分にまでこだわり耐久性を追求しているため、
いつまでも安心・安全に暮らせる強い家づくりが可能です。
また、現場打ちコンクリートの基礎は、設計基準強度24N/mm2、
水セメント比は50%以下としています。
ベタ基礎の場合は、断面サイズが立ち上がり部分の幅が24cm、底盤の厚さが30cmなため、
確実なコンクリートの打設ができ、強度と耐久性を確保できます。
風雨に強い新築住宅
大成建設ハウジングの新築住宅は、
コンクリートパネルやポリマーセメント系の被覆材によって、風雨に強い家づくりが可能です。
強力な風にもびくともせず、雨水の侵入も防ぐ住まいで、快適な暮らしができます。
コンクリートパネル
大成建設ハウジングの壁コンクリートパネルは、60m/秒の風圧にも耐えられる強さです。
水平耐力295kN/mなため、大型の台風でもびくともしません。
コンクリートパネルで建てられた住宅の耐風性能は木造住宅の10倍相当あるため、
自然災害から大切な家族や財産を守ります。
優れた防水性能
大成建設ハウジングの家は、防水工法により、屋上や外壁、基礎から水を通しません。
ウレタンゴム系防水材に仕上塗料を重ねた工法のウレタン塗膜防水を採用していて、
優れた防水性能を発揮するだけでなく、点検やメンテナンスも容易に実施できます。
目地シールが切れない
外壁面から雨水が侵入しないように、目地シールを使用しますが、
鉄骨造や木造の住宅では地震の際に切れる可能性があります。
大成建設ハウジングの住宅は地震が起きても揺れが小さいため、
目地シールが切れる可能性が小さいです。
目地シールの切れを防げることで、外壁面からの水漏れを防ぎます。
ポリマーセメント系の被覆材
大成建設ハウジングの家の基礎外周露出面は、外装被膜で保護しています。
ポリマーセメント系の被覆材を塗布することで、
雨水の侵入を防ぐだけでなく、中性化や凍害から守ることが可能です。
他のハウスメーカーよりも断熱・気密性が優れた家を造り上げる
大成建設ハウジングで建てる新築住宅は、以下の外壁内断熱方式や屋根外断熱方式により、
冬は暖かく夏は涼しい快適な室温環境を維持できます。
また、開口部にはLow-E複層ガラスを採用することで、断熱性・気密性を高めています。
外壁内断熱方式
大成建設ハウジングの家は、
高性能断熱材で家全体を包み込む外壁内断熱方式を採用しています。
さらに、コンクリートパネルの接合部にはグラウトモルタルや
屋外側には目地シールを使うなどして高い気密性を実現しています。
外壁内断熱方式と高い気密性により、冬でも暖かい室内環境をつくれます。
屋根外断熱方式
大成建設ハウジングの新築住宅は、屋根面に外断熱方式を採用しており、
外からの強い日射熱を遮断します。
特殊モルタルと高性能断熱材を一体化し、断熱ブロックを敷き詰めています。
外気の影響を受けづらくなり、冷暖房効率が向上して経済的な暮らしが可能です。
建て替え後も永く安全・安心に暮らせる「保証・サポートプログラム」
大成建設ハウジングの建てる新築住宅では、いつまでも安心・快適に暮らせるように、
長期保証システムや設備機器保証を提供しています。
長期保証制度特約・60年安心サポートプログラム
大成建設ハウジングで建てる新築住宅は、
長期保証制度特約・60年安心サポートプログラムによって、
末永く安心・安全に暮らせる住まいを実現できます。
定期的に有料メンテナンス工事を実施することで、
最長60年間の保証・定期点検を受けることが可能です。
ファミリアメンテナンスプログラム
木質系住宅商品に適用されるプログラムで、
新築時から40年目までサポートを受けることができます。
ファミリアサポートプログラム
コンクリート系住宅商品に適用され、
新築時から60年目までサポートを受けることが可能です。
住宅設備機器延長保証
大成建設ハウジングでは、メーカー保証満了後、使用開始から10年経過するまで
メーカー保証と同等の保証をおこなう住宅設備機器延長保証を提供しています。
修理回数に制限がなく、不具合や故障のトラブルから快適を守ります。
安心の防犯対応
大成建設ハウジングの新築住宅は、堅牢な構造体や防犯性の高い外部開口設計、
提携警備システムにより、優れた防犯性能を備えた住まいを実現できます。
コンクリートの壁
大成建設ハウジングの住宅パルコンは外壁に厚さ14cmのコンクリートの壁を採用しています。
堅牢なコンクリート構造体なので、放火や車の衝突などからも暮らしを守ることができます。
侵入を防止する外部開口部
大成建設ハウジングのパルコンは、室内への侵入を防止する
外部開口部の設計により、防犯性を高めています。
玄関ドアにはシリンダー錠を備え、窓には面格子や防犯シャッター、
玄関ポーチには開閉式格子戸の設置も可能です。
提携防犯システム
大成建設ハウジングで建てる家は、
ホームセキュリティALSOKによる防犯システムの導入も可能です。
何かあれば、24時間365日体制でいつでも迅速に対応してくれます。
※提携防犯システムはオプションです。
24時間換気システム「タルカス-M」
大成建設ハウジングは、常に清潔な住まいを実現するために
24時間換気システム「タルカス-M」を採用しています。
エアサイクル型換気システムで、外気フィルター・循環フィルターによって、
PM2.5や黄砂、花粉、ハウスダストを除去し、新鮮できれいな空気環境を実現します。
また、24時間空気が循環するため、湿気や結露の発生も抑えることが可能です。
タバコやペットの気になるニオイの除去や風邪などのウイルスの働きも抑制するため、
小さい子どもがいる家庭でも安心して暮らせます。
大成建設ハウジングのこだわり
ここでは、大成建設ハウジングの家づくりのこだわりについて見ていきましょう。
大空間を実現
大成建設ハウジングは、コンクリートパネルによる
耐震性の高い家づくりを実現しています。
優れた耐震性のため、開放的な空間をつくることができ、間取りの自由度を高められます。
支持梁支持柱架構を用いることで、6mを超えたダブルスパンスペースが可能です。
間取り変更がしやすい住まい
大成建設ハウジングでは、将来、家族構成やライフスタイルの変化により、
間取り変更がしやすい住まいづくりをしています。
新築時には単世帯向けの住まいでも、扉や間仕切壁の位置変更、
キッチン等の増設により、二世帯住宅へ変えることも可能です。
優れた可変性により、末永く暮らすことができます。
安心して進められる住まいづくりのサポート
大成建設ハウジングでは、安心して住まいづくりを進められるように、
外観デザインや空間づくりなど、細部にわたってしっかりとサポートしています。
以下は、住まいづくりの主なスケジュールです。
大成建設ハウジングでは、住まいの概要計画だけでなく資金計画についても、相談に応じています。
強い家づくりをするために、敷地・地盤状況の調査、関連法規や建築計画に必要な調査を実施します。
建主・家族が納得いくまでプラン打ち合わせを重ねます。
予算やスケジュール、プランに納得したうえで契約をします。
契約後、仕様確認やインテリア関連の打ち合わせを実施します。照明やカーテン、エアコン、外構、インテリアコーディネートなどについて仕様を決定します。
着工前の最終確認をします。
設計合意確認ご、いよいよ着工です。
構造体が完成したら確認打ち合わせをします。
建物が完成したら、各種検査をおこないます。
いよいよマイホームの引渡しです。施主検査をおこない、完了後、カギの引渡しです。
大成建設ハウジングで採用されている工法
大成建設ハウジングは、コンクリートパネルによる壁式構造で強い家づくりをしています。
ここでは、壁式構造の特徴や地震に強い家を実現する技術について見ていきましょう。
地震に強い家づくり
大成建設ハウジングで建てる新築住宅は、鉄筋コンクリートの壁式構造と強固な基礎、
接合により、地震に強い家づくりが可能です。
大地震にも中地震以下にもしっかりと耐えられる家で、家族の安心・安全を守ります。
壁式構造
大成建設ハウジングの家は、鉄筋コンクリートによる壁式構造により、
優れた耐震性能を実現しています。
横方向からの力に弱い軸組構造とは違い、面全体で外力を分散して抵抗するため、
変形を最小限に抑えることが可能です。
大地震にも二次災害にも強い家をつくれます。
条件を考慮してベタ基礎・布基礎を設定
大成建設ハウジングでは、地盤・敷地調査をおこない、
地盤状況に合わせて地盤対策や基礎形状の決定をしています。
地盤・敷地調査はスウェーデン式サウンディング試験を実施しており、
状況に応じてさまざまな基礎改良工事をおこないます。
また、地域の特性や敷地条件を考慮したうえで、ベタ基礎もしくは布基礎を設定し、
建物をしっかりと支える強固な基礎を実現しています。
強固な接合技術
大成建設ハウジングの家は、高層ビルにも用いられる強固な接合技術によって、
強い家づくりをしています。
コンクリートパネルと基礎を司直につなぐ一体化スリーブ工法により、
継手のない1本の鉄筋でつながっているのと同じ状態をつくることが可能です。
また、床パネルについては、床一体化コッター接合を採用しており、
強固な接合部を実現しています。
大成建設ハウジングの注文住宅の坪単価・見積もり
大成建設ハウジングの注文住宅の坪単価は、75万円〜85万円です。
多くの住宅メーカーがあるなかで、トップクラスの価格帯となっています。
しかし、ただ高いだけでなく、地震に強く快適に暮らせる家づくりが可能です。
耐久性やアフターサポートも優れているため、末永く家族で暮らしていくことができます。
大成建設ハウジングの実績
大成建設ハウジングの売上高は約226億円(2017年3月31日)で、
2015年度の施工実績は752戸です。
戸建住宅の販売だけでなく、リフォーム等の売上も含まれていますが、
毎年かなり多くの販売実績があることが予想されます。
家の頑丈さを左右するポイントの一つに、柱と壁そして梁などの結合の強さがあります。これは実際に住宅を建築している人でないと、わからない部分もあります。プラモデルを作ったことがある人などには、接着剤がきちんと乾いていないと、動かした時にすぐ外れてしまって壊れてやすいという感覚で、少しおわかりいただけるのではないでしょうか。
大成建設ハウジングさんの住宅は、そういった接合性に大変なこだわりを持っているので揺れにも大変強く、家が一つの個体であるかのように、振動に動じることがないのです。
何かと昨今は住宅の耐震性がクローズアップされます。
地震で壊れることのない安心・安全な住宅に住みたいと考えるお客様は、大変多いものです。堅牢性を計るポイントとして、どのように接合をしているかというのは、実は意外と皆さんチェックしないポイントです。しかし、大成建設ハウジングさんはそんなところにまでこだわって、安全性の高い住まいづくりを実現しています。