大手ハウスメーカー元営業マンがお伝えする家づくり成功の法則

家を建てる費用や見積り

セキスイハイムで三階建て住宅を建てる場合の価格について

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3階建てを選ぶ理由とは?

最近は多くのハウスメーカーが3階建て住宅に対応するようになって来ています。
これも土地探しが難しくなって来ていることや、
見つかっても狭小敷地の場合が多いというところからと考えられます。
敷地も車が収まれば、その残りを住宅に充てることが出来ますし、
余裕がない場合には1階部分を車庫にして、その上の階をリビングやダイニング、
3階部分を個室や寝室として使うことも出来ます。
又、場合によっては2世帯住宅や賃貸併用住宅にするという使い方も出来ます。

地震への対応

セキスイハイムは3階建て住宅を販売していて
吹き抜け空間を取り入れたものがよく知られています。
地下にはヒートポンプなどの設備ユニットを設置して
冬場は吹き抜けを伝わって暖かい空気が上昇し、
次第に各室を通って循環するものです。
自然換気と併用されていますので夏場も快適に過ごせるようになっています。
地震に対しては今後発生するであろう東海沖大地震を想定して、
3階建て住宅においても実物実験を行ってきています。
最大1800ガルの力を加えても緩みや損傷は無かったとされ、
まず安心できるレベルのものと見られています。

3階建て住宅は建築費は?

3階建て住宅は建築費もかさみますが、
同時期にソーラーパネルを屋根に設置して太陽光発電を開始することで、
住宅ローンを組んでいる場合もその売電収入で返済金に回せると
されていますから合理的です。
施工後も20年保証と、アフターサービスの責任保証期間終了後に
さらに10年ごとの再保証を継続する独自のシステムもあり特徴ともなっています。

最近は多くのメーカーが3階建て住宅に参入して来ています。
価格については2階建て住宅のおよそ1.5倍というのが相場のようです。
セキスイハイムの場合は坪当りの価格は67万円からと言われています。
屋根形や独自の建築工法、あるいは必要とされる設備機器によっても巾が出て来ます。
ちなみに平均的には40万円から70万円の間と言われています。
チェックしておきたい点としては日照、通風、特に日照においてどのような工夫がされているかはポイントになりそうです。

セキスイハイムの三階建てのメリット

メリット1:床面積を有効に活用できる

狭い土地を活用して作ることが多い3階建て住宅は、2階建て住宅に比べて床面積を有効に使えるようになっています。床面積も広くなるため、結果的に使い方によっては便利な面も多いのが3階建て住宅なのです。

使い方も自由になるため、広々とした空間を作っていくことも可能です。狭い土地に作るというイメージの強さから、「3階建ての住宅って狭いでしょ」と思う方も多いでしょうし、「なんか圧迫感がありそう」とか「部屋の数が多いって言っても広さが足り無さそう」という意見もあります。しかし、実際は作り方によって工夫さえすれば魅力的な住宅にすることも可能なのが3階建て住宅なのです。

特にセキスイハイムはその手の住宅づくりの実績も豊富ですし、作り方も比較的自由に対応してくれるので、自分たちの好みの家を作っていくことも可能です。床面積が広い分、むしろ中途半端な大きさの2階建てに比べて、使えるスペース自体は大きくなることが多いです。

上手に活用していけば、とても便利な生活ができるのは、3階建てのメリットだと言って良いでしょう。使い方によって、より大きなメリットを得られるのが、この手の住宅の良さとも言えます!今後利用する方がますます多くなりそうですし、特に都市部などでは使い方によってとても便利なものとなります。色々とチャレンジしてみて、使いやすい住宅づくりを目指してみるというのも良いでしょう!

メリット2:自由設計がしやすい

2階建てだと配置できる部屋についてもある程度限られているのですが、3階建てだと「1階は倉庫や車庫にして、2階はリビングにして、3階は趣味の部屋にしよう」などとプランニングしていくことが可能です。こういったプランニングのことをゾーニングとも言うのですが、上手な空間作りをすることさえできれば、かなり便利な住宅になることは確実と言えます。

階段の上り下りが大変だと言われている3階建て住宅ですが、作り方によっては極力階段を減らすということも可能です。生活動線を考えて作れば、最低限の階段使用率で、生活を快適にすることも可能です。階段については、配置方法によって変わってくるものの、スキップスペースを取り入れたり、プライベートスペースを有効に活用することによって、また違った住宅の形を実現することも可能です。

それぞれ階層ごとにプランニングがしやすいので、パブリックスペースを2階に確保して、3階には趣味や変化に富んだ部屋などにするのがおすすめです。特に高齢者の方が利用することも多い住宅の場合は、1階にメインの生活スペースを確保するということも重要です。使い方やプランニングの方法も豊富なので、ある意味で家を作る楽しさがあると言っても良いですね。家を作っているという楽しさがあるため、より自由度の高い住宅づくりがしたいという方にとってもおすすめできます!

メリット3:有効な空間利用方法が豊富

3階建ての住宅は、空間利用方法が豊富となっているため、作り方によってはより自由度の高い家にすることが可能です。

例えば、日当たりを考えたいという方は、吹き抜けやトップライト・ハイサイドライトなどを取り入れることによって問題を解消できます。その他、屋上テラスなどを作ることによって、より解放感に満ちた日照性を高めることにも繋がります。それに、中庭などを取り入れることによって、全体的な部屋の暗さを解消し、全ての部屋に光を届けるようにすることも可能となっています。

作り方によって光を上手に取り込むことができるようになっているので、「3階建てだと圧迫感があるんじゃない?」と不安になっている方も安心できます。特に屋上テラスなどは眺めも最高ですし、休日にプライベートな時間を過ごしたい時などにはかなり使っていくことが可能となります。

もちろん、テラスでバーベキューをするというのも良いですし、読書をしながら日向ぼっこをするというのも良いです。はたまた洗濯物を干すということもできるので、活用方法は非常に様々となっているのが特徴です。

特に屋上テラスの場合は、他の人に見られることもほとんどないため、洗濯物を自然の光に当てて乾かしたいという方にとってもメリットは大きいと言えるでしょう!空間の利用方法がとても豊富なので、より楽しみながら家を作れるというのは、夢のマイホームづくりには大きな要素となるのではないでしょうか。

メリット4:設備を設置すれば生活がより便利

3階建てだと、生活に必要な設備を取り入れるのが大変だと思っている方もいますが、生活で不便になるということはありません。設備自体は給水設備やインターフォン設備、エレベーター設備などを配置することもできるので、建築によってはより充実した住宅にすることも可能です。

ただ、一つそこで注意しておきたいのは費用の面です。どうしても3階建てとなると設置しなければならない設備も多くなるため、その分のコストが多くなってしまうのも特徴となっています。特に給水システムに関しては、3階まで行き届かせるために、コストがアップしてしまうことは避けられないと言って良いでしょう。もちろん、それでも良いという場合は良いですが、よく予算と照らし合わせて考えていくことが必要となります。

これらの費用に関しては、他の面をカットすることによって相殺することもできるので、作り方を工夫してみるというのも良いでしょう。なお、色々な家がある中で、3階建ては特殊な住宅とも言えます。その分、設備を色々と導入しなければならないのですが、逆に必要ないものはカットできるようになっているので、生活する上で不必要なものは排除して考えていくことも重要です。

そうすれば、費用自体はそこまで大きくなるということもないので、ある程度は自分たちの予算内に納めることも可能となります。良く考えて作っていきましょう!

メリット5:個性を引き出すデザインや内装を作れる

2階建ての場合は、ある程度パターンが決まっていることも多いのですが、3階建ては色々な使い方に合わせて作っていくことができます。

例えば、大半の家では2階建てを採用する場合、1階にはリビングやベッドルーム、バスルーム、トイレなどを配置することが多く、2階には子供達の部屋や個人的な部屋を作ることが多いです。しかし、3階建ての場合はエリア自体が一つ多くなっているので、余ったエリアを有効に活用することができるのです。そこをどのようにするかによって、個性が引き出せるのかどうかが決まってきます。

特に近年人気となっているのが、屋上テラスやセットバックテラスなどです。階層が高いというメリットを有効活用して、テラスにしてしまうというのは、3階建てならではのメリットだと言えるのではないでしょうか。2階建ての場合は高さもそこまでないので、テラスを設置してもあまり景色を楽しめなかったり、逆にプライベートが丸見えになってしまうという欠点もあります。3階部分にテラスを配置、もしくは屋上に配置することによって、より長めの良い住宅を作っていくことも可能です。

また、空間をより上手に使っていかなくてはならないため、逆に世界に一つだけしかない家を作ることもできます。一般的な住宅では満足できないという方は、3階建ての住宅を手に入れてみるというのも良いでしょう。一から作るとなると大変な面もあるのですが、より個性やデザインを際立たせることもできますよ!

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